CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-059「10ミニッツ」(アメリカ)

2020年02月15日 09時45分09秒 | アメリカ映画
これで仲介人がいなくなった
 銀行強盗が失敗に終わり、フランクが意識を失っていた10分の間に、一緒にチームに加わっていた弟のジョーが何者かに撃ち殺されていた。誰が敵か味方かもわからないまま、フランクは弟の死の真相を探り始める。
 一方、今回の強盗計画の黒幕であるレックスは、自らの手下を使って事態を収拾しようとする。(「KINENOTE」より)


 ブルース・ウィリス主演最新作という謳い文句となっているが、ブルース・ウィリスが演じるのは、強盗計画の黒幕であるレックス。

 実際、事件の真相を探るために動くのは、マイケル・チクリス演じるフランク。

 フランクは弟のジョーたちと銀行強盗を決行し、金庫にあった荷物を盗み出す。

 簡単に終わるはずであったが、予想外の出来事が起こり、更にフランクは何者かに襲われ、意識を失ってしまう。

 意識を失っていた10分の間にジョーは殺され、荷物は消えていた。

 ジョーが仲間に引き入れたクララと共に、裏切り者を見つけ出し、荷物を見つけ出そうとするフランク。

 そして、レックスも事態収拾のため、フランクを追い始める。

 
 仕事の失敗の責任を取るため、レックスに殺されかねない状況で、裏切り者を見つけ出すため仲間たちと対峙するフランク。

 そんな仲間たちに対し、裏切ったのかどうかを問い詰め、やがては殺し合いへと展開する様は、大きな収穫も無く、徒労に終わっている感じ。

 果たして誰が裏切り者なのかというところが焦点であるが、正直何となく読めてしまう展開ではあったかな。

 逆に判り辛かったのが、レックスがどのような存在であるかというところであるが、依頼を受けて何かを盗み出すのに、フランクたちを使ったということか。

 レックスが差し向けた始末屋が迫ってくる中、フランクは裏切り者を見つけ出すことが出来るのか。

 次々と人が死んでいく、激しいクライム・アクションではあったが、行き着く先は何かアッサリした感じではあったな。

/5

監督:ブライアン・A・ミラー
出演:マイケル・チクリス、ブルース・ウィリス、メドウ・ウィリアムズ、カイル・シュミット
於:シネマート新宿

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