CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-022「マークスマン」(アメリカ)

2022年01月27日 00時08分07秒 | アメリカ映画
シカゴのホットドッグはケチャップ無しだ
 かつては海兵隊の狙撃兵だったジム・ハンソンは、妻に先立たれ、いまはメキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らしていた。
 ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手から逃れようと、国境を越えてきたメキシコ人親子の母親が追手の銃弾に倒れる。息を引き取る直前の母親に11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしいと託されたジムは、仕方なくこれを引き受ける。
 シカゴへ向けて旅立つ2人を、アメリカに不法侵入したカルテルが執拗に追撃する。(「作品資料」より)


 「シンドラーのリスト」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたこともあるが、「96時間」以降、すっかりアクション俳優となってしまった感のあるリーアム・ニーソンの主演最新作。

 メキシコ国境付近で暮らしていたジム・ハンソンは、ある日国境を越えてきたメキシコ人親子と遭遇。
 更にその二人を追ってきたメキシコ麻薬カルテルの男たちと、親子を巡って撃ち合いとなる。

 母親は流れ弾にあたり死亡するが、息を引き取る直前に11歳の息子、ミゲルをシカゴの親戚の元へ送り届けてほしいとジムは託される。

 仕方なく、ミゲルと共にシカゴを目指すジムであるが、その二人を麻薬カルテルが追う。

 ジムは、麻薬カルテルの追っ手から逃れ、ミゲルを無事シカゴに送り届けることが出来るのか。

 ジムは単なる牧場主というわけでなく、元海兵隊の狙撃兵だった模様。

 その腕は衰えることなく、追っ手との対決にも狙撃の腕が活きてくる。

 一応、肉弾戦にも応じる。

 妻に先立たれ、孤独に暮らしているジムと、母親を亡くした少年、ミゲルの二人の逃亡。

 徐々に心を通じ合っていく二人。

 対して、カルテルは非情に二人を追いかけ、死体の山を築くのも厭わない風。

 おまけにリーダーの弟が国境付近の銃撃戦でジムに撃ち殺され、その恨みも手伝っているよう。

 凶悪な麻薬カルテルからの逃亡劇。
 いつ追いつかれてしまうのかという緊迫感と、元海兵隊とはいえ、老齢のジムの対抗ぶりが気になる展開。

 爽快な決着にはなるが、ラストはちょっと気になるシーンで終わったな。

/5

監督:ロバート・ロレンツ
出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック
   フアン・パブロ・ラバ、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレス
於:TOHOシネマズ新宿

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