CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-036「人狼ゲーム 夜になったら、最後」(アメリカ)

2022年02月07日 22時32分00秒 | アメリカ映画
7番目の子供は人狼
 雪に覆われた田舎町ビーバーフィールドに赴任した森林警備員フィンは、町に1軒だけの小さなホテルに滞在し、郵便配達員セシリーの案内で変わり者ぞろいの住人たちに挨拶して回る。
 翌朝、農場を営むトリッシュが、何者かに殺された愛犬を抱えてホテルに駆け込んでくる。他の住人たちも様子をうかがいにホテルに集まってくる中、今度はホテルオーナーであるジャニーンの夫が死体となって発見される。その死体には喰いちぎられた跡と、人間のものではない毛が付着していた。
 警察に通報しようとするフィンだったが、猛吹雪により道路は封鎖、しかも町の発電機はすべて破壊されていた。(「作品資料」より)


 人気ゲーム「人狼ゲーム」の映画版は日本でシリーズ化されていたが、本作はただ邦題にその名を拝借しただけなのかなと思っていた。

 実際はこちらも同じく人気ゲームを映画化したサスペンス・ホラーであった。

 不条理に集められて、強制的にゲームに参加させられるという話ではなく、ある田舎町で事件が発生し、人々がホテルに集まって、ことが展開し始めるという展開。

 人間の仕業とは思えない死体が発見され、伝説の人狼の存在を疑う人々。

 皆が集まっている中で、誰が人狼か、疑わしき人物を上げていくという展開は、いかにも〝人狼ゲーム〟ぽかったな。

 そこで疑わしき人物を処刑するということはなかったが、猜疑心は最高潮に達し、惨劇が繰り広げられることになる。

 果たして、本当に人狼は存在するのか、それとも真犯人が彼らの中に存在するのか。

 町はパイプラインの建設で意見が分かれているという状態にあり、それが事件に拍車をかけてもいる様子。

 なかなか凄惨なシーンも多かったが、結構コミカル要素も含んだ話になっている。

 最初に犯人と疑われた人物が、なかなかその後出てこないなと思ったが、最後に登場してくるんだな。
 しかも、ちょっと笑いを携えて。

/5

監督:ジョシュ・ルーベン
出演:サム・リチャードソン、ミラーナ・ヴァイントゥルーブ、ジョージ・ベイジル
   サラ・バーンズ、マイケル・チャーナス、キャサリン・カーティン、ウェイン・デュバル
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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