線を越えれば、過去はついて来ない
1960年代末、アメリカ。母親ローズに連れられイギリスからメイン州の古い屋敷に引っ越してきた4人の子どもたち。
悲惨な過去と決別し、新しい人生を歩み始めた矢先、ローズが病に倒れ、この世を去ってしまう。長男のジャックはいまわの際の母と交わした約束を胸に、妹と弟たちを守ると固く決意する。
しかしそんな彼らの前に、忌まわしい過去の元凶である父親が姿を現わし、恐怖のどん底へと突き落とされる4兄妹だったが。(「allcinema」より)
イギリスから逃げるようにアメリカに渡り、旧い屋敷に住むようになったマローボーン家。
程なくして母親が病気で亡くなり、4人兄妹だけで暮らすことになる。
しかし、父親が現れ、再び恐怖に見舞われる4人兄妹。
その6ヵ月後、4人兄妹は屋敷からなるべく離れずに暮らし、しかも家中の鏡を隠すか布で覆っている。
そして時折聞こえる屋根裏の物音。
どうやら父親を屋根裏に閉じ込めたようで、すでに死んでいるはずなのに、物音が聞こえるという恐怖。
これはホラーかそれとも別の恐怖なのか。
長男ジャックをはじめ、4人の兄妹は幾つかの掟を決めて生活しているが、徐々に恐怖は募っていく。
何故家中の鏡を覆い、鏡を見ないようにしていたのか、それがどのような恐怖をもたらすのかが謎ではあったが、最後の最後にその謎が明かされる。
屋根裏への扉をレンガで固め、煙突もふさいでしまうが、恐怖の物音は鳴り止まず、ついに弟妹たちの身に危険が迫り来る。
危険が大きくなるにつれ、長男のジャックの体調も悪くなっていく。
もしかすると弟妹たちを守る意識が強すぎて、すでに死んだ父親を演じているのではないかと思ったが、真実は別方向だったな。
6ヶ月前に起こった出来事からして衝撃の事実。
いったいどんな恐怖が兄妹たちを苦しめているのか、どのような展開となるのか興味深いスリラーだった。
ジャックと恋仲になる女性、アリーを演じたのは、「ミスター・ガラス」に出演していたアニャ・テイラー=ジョイ。
ある意味、「ミスター・ガラス」の役柄と似たような女性を演じることになったな。
/5
監督:セルヒオ・G・サンチェス
出演:ジョージ・マッケイ、チャーリー・ヒートン、ミア・ゴス、アニャ・テイラー=ジョイ
マシュー・スタッグ、カイル・ソーラー、ニコラ・ハリソン、トム・フィッシャー
於:新宿バルト9
1960年代末、アメリカ。母親ローズに連れられイギリスからメイン州の古い屋敷に引っ越してきた4人の子どもたち。
悲惨な過去と決別し、新しい人生を歩み始めた矢先、ローズが病に倒れ、この世を去ってしまう。長男のジャックはいまわの際の母と交わした約束を胸に、妹と弟たちを守ると固く決意する。
しかしそんな彼らの前に、忌まわしい過去の元凶である父親が姿を現わし、恐怖のどん底へと突き落とされる4兄妹だったが。(「allcinema」より)
イギリスから逃げるようにアメリカに渡り、旧い屋敷に住むようになったマローボーン家。
程なくして母親が病気で亡くなり、4人兄妹だけで暮らすことになる。
しかし、父親が現れ、再び恐怖に見舞われる4人兄妹。
その6ヵ月後、4人兄妹は屋敷からなるべく離れずに暮らし、しかも家中の鏡を隠すか布で覆っている。
そして時折聞こえる屋根裏の物音。
どうやら父親を屋根裏に閉じ込めたようで、すでに死んでいるはずなのに、物音が聞こえるという恐怖。
これはホラーかそれとも別の恐怖なのか。
長男ジャックをはじめ、4人の兄妹は幾つかの掟を決めて生活しているが、徐々に恐怖は募っていく。
何故家中の鏡を覆い、鏡を見ないようにしていたのか、それがどのような恐怖をもたらすのかが謎ではあったが、最後の最後にその謎が明かされる。
屋根裏への扉をレンガで固め、煙突もふさいでしまうが、恐怖の物音は鳴り止まず、ついに弟妹たちの身に危険が迫り来る。
危険が大きくなるにつれ、長男のジャックの体調も悪くなっていく。
もしかすると弟妹たちを守る意識が強すぎて、すでに死んだ父親を演じているのではないかと思ったが、真実は別方向だったな。
6ヶ月前に起こった出来事からして衝撃の事実。
いったいどんな恐怖が兄妹たちを苦しめているのか、どのような展開となるのか興味深いスリラーだった。
ジャックと恋仲になる女性、アリーを演じたのは、「ミスター・ガラス」に出演していたアニャ・テイラー=ジョイ。
ある意味、「ミスター・ガラス」の役柄と似たような女性を演じることになったな。
/5
監督:セルヒオ・G・サンチェス
出演:ジョージ・マッケイ、チャーリー・ヒートン、ミア・ゴス、アニャ・テイラー=ジョイ
マシュー・スタッグ、カイル・ソーラー、ニコラ・ハリソン、トム・フィッシャー
於:新宿バルト9
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