CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-136「映画 妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪」(日本)

2022年07月04日 23時39分08秒 | 日本映画
閻魔の血を引く者たち?
 澪は相変わらず妖怪たちと楽しく暮らしながら、作家を目指して出版社で奮闘する毎日を送っていた。世間では自分の好みを反映したAIと恋愛を楽しむアプリが流行しているが、仕事に追われる澪は恋愛とは縁がない。
 そんなある日、澪は仕事の取材先で出会ったイギリス育ちのミステリアスな天才数学者・AITOと恋に落ちる。幸せな日々を過ごす澪だったが、やがて彼女はその恋が妖怪たちを危険にさらしていることを知る。
 同じ頃、人間界では若者たちが登校や出社を拒否したり、欲望を抱く気持ちすら失ったりしてしまう“ツルツル化現象”が起こっていた。(「作品資料」より)


 こちらもTVドラマが放映されていた作品の劇場版。
 もちろんドラマは未見。

 妖怪たちと共に暮らしている目黒澪は出版社で働きながら作家を目指しているが、不器用な彼女は日々失敗ばかり。

 そんな彼女が妖怪たちに励まされながら、何とか日々奮闘する姿を描いたホラー・コメディ。

 澪が妖怪たちと共に住むことになった経緯は、本作では描かれておらず。

 一緒に住んでいる妖怪たちのみならず、他にも妖怪たちがいるという設定。

 そんな日常で暮らす澪であるが、仕事でイギリス育ちの天才数学者、AITOと出逢い、恋に落ちる。

 幸せな日々を送ることになる澪であるが、その出逢いが妖怪たちの存在の危機を招くこととなる。

 当たり前のように妖怪がおり、一緒に生活をしているという設定に、笑いが含まれている。

 しかし、ただ一緒に生活をしているというだけでなく、お互いになくてはならない関係となっており、それがちょっとした感動ももたらしてくれたりする。

 澪が恋に落ちるAITO。
 どこかミステリアスな雰囲気を湛えるが、その正体はやはりという感じ。

 クライマックスは、妖怪たちの存続を賭けて、澪が戦いに挑むという展開。
 そして、澪の隠された秘密も明かされるというところかな。

 ちょっと立場が違う者たちが、それを越えて友情を育んでいくというような展開のストーリー。
 それが、妖怪というちょっと突飛な設定でコミカルな話になっているが、ある種の友情と成長の物語というところかな。

/5

監督:豊島圭介
出演:小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、池谷のぶえ、佐津川愛美、長井短、井頭愛海、尾碕真花、小久保寿人、片桐仁、安井順平、望月歩、池田成志、大倉孝二
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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