CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-059「シティーコップ 余命30日?!のヒーロー」(フランス)

2021年04月02日 00時27分19秒 | フランス映画
ドアから入れ、俺は空から
 殉職した父の遺志を継ぎ警官となったライアンは、臆病な性格のせいで仕事ではいつもドジばかり踏んでいる。
 ある日、取り逃がした犯人を追っている途中、ゴミ箱に突っ込み、ネズミに噛まれてしまう。噛まれた跡を医者に診てもらうと、ネズミから感染する珍病にかかっており、余命30日だと告げられる。
 今まで真面目に生きてきたライアンは残り少ない人生を楽しむため、麻薬組織のボス・テディから金をだまし取り、ラスベガスで豪遊する。
 しかし、父を死に追いやったのがテディだと分かると職場に復帰し、テディへの復讐を誓い、命知らずのハチャメチャ捜査で麻薬組織を追い詰めるが。(「KINENOTE」より)


 臆病でドジばかり踏んでいた警官のライアンは、捜査中にネズミに噛まれたことによって、珍しい病気を患い、余命30日だと宣告されてしまう。

 余命宣言を受けたことで、命知らずの行動で、父親を殺した男、麻薬組織のボス、テディを追い詰めていく。

 日本のアニメをフランスで実写映画化した「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のキャスト、スタッフが集結したというアクション・コメディ。

 主人公のライアンを演じたタレク・ブダリはあまり記憶になかったが、何かと主導権を握りたがり、手柄を横取りしようとする刑事、トニーを演じたフィリップ・ラショーは記憶に残っていたな。

 麻薬組織のボスを追い詰めていく捜査行を、まずはライアンのドジっぷりで笑わせながら、余命宣告を受けた後は、命知らず、タフガイっぷりで行動しようとするが、結果は一緒だというドジっぷりで笑わせてくれる。

 もちろん一緒に捜査をしながら、手柄を横取りしようとするトニーとピエールのコンビの行動も笑わせてれる。

 しかし、やっぱりヨーロッパの笑いは、微妙に合わない部分もあったかな。

 ライアンやピエールの母親ネタや豊胸ネタは、ちょっと微妙なところもあったな。

 命知らずの行動を起こすライアンだが、結果はそれ程スーパーヒーローな感じにならないところは面白かった。

 ハチャメチャぶりを見せる捜査行で、ツボにはまるかは別として、楽しませてくれるアクション・コメディではあった。

/5

監督:タレク・ブダリ
出演:タレク・ブダリ、フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ヴァネッサ・ギード
   ジョゼ・ガルシア、マリ=アンヌ・シャゼル、リーム・クリシ、ニコラ・マリエ
   シャンタル・ラデスー、ブラヒム・ボウヘル、リアド、フィリップ・デュクエスネ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 21-058「魔女の密約」(アイ... | トップ | 21-060「ファーストラヴ」(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フランス映画」カテゴリの最新記事