CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-126「PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」(日本)

2020年07月06日 10時36分50秒 | 日本映画
雨が降っている、しょうしょうと降っている
 巨大監視ネットワーク“シビュラシステム”が人々の治安を管理している2120年の東京。公安局刑事課一係の監視官となった慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、数々の不可解な事件を解決するも、その捜査の過程で決裂してしまう。
 そんな中、一連の事件を影から操っていた梓澤廣一が公安局ビルを襲撃。刑事課一係は未曾有の危機に直面する。(「allcinema」より)


 「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰」などの劇場3部作は観たことはあるが、TVシリーズは未見。

 そんな人気TVシリーズの最新劇場版。
 タイトルにある「3」はTVシリーズ、シーズン3の劇場版ということなんだろう。

 公安局刑事課のあるビルが何者かに占拠され、多くの職員が人質となってしまう。

 犯人は梓澤廣一。TVシリーズを通じて、事件を裏から操っていた人物のよう。

 そして、建物内には公安局刑事課一係の面々も。

 梓澤の目的を計りながら、刑事課の面々は、事態を打破するため動き出す。

 外部との通信も遮断され、建物内のシステムもハッキングされ、八方塞となってしまうが、状況打破のためそれぞれが活躍する。

 中心となる人物は、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフ。
 2人とも以前に見たキャラだったのか、記憶がなかったが、多分シーズン3から登場したキャラなんだろうな。

 そして、この2人と梓澤の対決となる。

 閉鎖された建物内での展開ということで、作戦遂行にも緊迫感が増す。

 しかし、一体となって梓澤に対しようとする中、裏切り者の雰囲気を漂わす人物もいる。

 果たして、公安局の面々は梓澤の犯罪を阻止し、その目的を見極めることが出来るのか。

 最終的に梓澤の目的、そして社会を管理しているシビュラシステムの正体が明らかになるが、これがまた、いかにも現代のSF作品らしいものを感じたな。

 閉鎖された建物内で展開される物語として、緊迫感も充分で楽しめる一本だった。

 最後に常守朱が登場。
 そう言えば、出ていなかったなと思ったが、何かしらまた重大な秘密を明かすよう。
 まだまだシリーズは続いていくようである。

/5

監督:塩谷直義
声の出演:梶裕貴、中村悠一、櫻井孝宏、大塚明夫、諏訪部順一、名塚佳織、沢城みゆき
     佐倉綾音、日高のり子、宮野真守、中博史、日笠陽子、森川智之、堀内賢雄
     矢作紗友里、関智一、野島健児、東地宏樹、伊藤静、本田貴子、花澤香菜
於:TOHOシネマズ新宿

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