21-025「エマの秘密に恋したら」（アメリカ）

心の声が漏れてた？
　ニューヨークの食品会社で働くエマは、出張先から帰る飛行機で乱気流に巻き込まれ、墜落を覚悟する。パニックになった彼女は見ず知らずの隣の男性に自分の秘密を全部打ち明けてしまう。
　その後、飛行機は無事に着陸し、ほっとしたのも束の間、翌日出社すると、なんとエマの前には飛行機の隣に座っていた男性の姿が。彼はエマの会社の若きカリスマＣＥＯジャックだったのだ。気まずさMAXのエマに対し、逆に興味を持って近づいてくるジャック。
　やがて２人はデートを重ね親密さを増していく一方、極端に秘密主義のジャックに不安が募っていくエマだったが。（「allcinema」より）


　ニューヨークの有機食品会社に勤めるエマは、シカゴで仕事に失敗。
　傷心の中、飛行機に乗るが、乱気流に巻き込まれる。

　パニックになったエマは隣の席に座った男性に、自分の秘密を全部吐露してしまう。

　しかし、飛行機は無事到着。

　そして、翌日、会社にＣＥＯがやって来るが、実はそれが飛行機で隣の席に座っていた男性、ジャックであった。

　自分の秘密を全部打ち明けてしまった気恥ずかしさのあるエマであるが、ジャックはそんなエマに興味津々。

　
　恋をするには、少しミステリアスな部分があった方がいい、という意見もあるが、やっぱり全てをさらけ出して相手にぶつかった方がいいとも言う。

　期せずして、ジャックに全てをさらけ出してしまったエマであるが、それが幸いしてか、ジャックと恋に落ちるのだが、逆にジャックには秘密がある模様。

　そんな秘密を口にしてしまったばかりに亀裂が入りそうになる二人の関係。

　加えて、会社員として働くエマと、その上司であるジャックとの関係が波紋を呼ぶ。

　果たして、二人の恋の行く末はどうなるのか。

　あっけらかんという感じのエマの姿が微笑ましく、笑いも誘われる。
　下ネタも多いが、それを笑いにしていること多し。

　出会いをちょっと変わった設定にしているが、その後の展開は王道的なロマンティック・コメディではあったが、楽しめる一本であった。

/５

監督：イリース・デュラン
出演：アレクサンドラ・ダダリオ、タイラー・ホークリン
　　　スニータ・マニ、デヴィッド・イーバート、キミコ・グレン
　　　ラヴァーン・コックス、ジュダ・フリードランダー
於：新宿武蔵野館