CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-241「ソングバード」(アメリカ)

2022年10月27日 23時27分04秒 | アメリカ映画
鉛筆には免疫は効かない
 2024年、新たな感染症の世界的拡大により外出禁止令が徹底され、ゴーストタウンと化した街。人々は日々検温を義務づけられ、発熱すると自動で通報、感染者は「Qゾーン」と呼ばれる隔離施設に収容される。
 ウイルスに免疫を持つ配達員ニコはパンデミック下で恋に落ち、ドアやスマートフォン越しに愛を育んできた恋人サラといつか触れ合うことを夢見ていた。
 ところがある日、サラが感染を疑われ「Qゾーン」に収容されそうになってしまう。恐ろしい陰謀が渦巻く中、サラを救うべく奔走するニコだったが。(「作品資料」より)


 こうなるかもしれないという恐怖の設定で描かれるサスペンス・スリラー。

 2024年、致死率56%のCOVIDー23が猛威を振るい、完全にロックダウンされた世界。

 自由に外で動け回れるのは免疫者だけで、あとの人々は家の中から出られない状況。

 そして、感染者は〝Qゾーン〟という隔離施設に収容され、決して出られない。

 免疫者であるニコは配達員として働き、偶然知り合ったサラと恋に落ちるが、二人はドア越しやスマホ越しにしか顔を合わせられない状況。

 そんな中、サラの祖母が発症し、同居するサラも隔離施設へと収容されようとする。

 それを何とか阻止しようと奔走するニコ。

 そのためニコは危険な目にも遭う。

 果たしてニコは、サラの収容を阻止することが出来るのか。

 ロックダウンされたロスの様子をどのように撮影したのかなと思ったが、2020年7月に、本当にロックダウンされたロスで撮影を敢行したらしい。

 完全に管理されてしまった世界の恐怖を描いている。

 免疫者であるニコと管理局のハーランド、その部下たちしか外を動いておらず、あとは家の中にいるだけ。
 しかし、そんな中でも外に出ていく者もいる。
 
 こういう近未来を舞台としたディストピア的な世界の作品も幾つかあったが、絵空事とも思えない怖さがあったな。

 ストーリーとしては、それ程大きな捻りがあるわけでもないが、その結末が気になる展開であった。

/5

監督:アダム・メイソン
出演:KJ・アパ、ソフィア・カーソン、クレイグ・ロビンソン、ブラッドリー・ウィットフォード
   ピーター・ストーメア、アレクサンドラ・ダダリオ、ポール・ウォルター・ハウザー、デミ・ムーア
於:池袋シネマ・ロサ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-240「君を愛したひとりの... | トップ | 22-242「呪われた息子の母 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事