CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-051「嘘喰い」(日本)

2022年02月20日 01時15分28秒 | 日本映画
あんたはただの大嘘吐きだ
 絶大な支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部「賭郎」。一世一代の大勝負に敗れて会員権をはく奪されてしまった「嘘喰い」こと斑目貘だったが、新たな会員の佐田国一輝が倶楽部を荒らしていると聞き、再び姿を現す。
 闇金から貘に救われた負け組の青年・梶隆臣、闇カジノのオーナーでヤクザ組長の鞍馬蘭子と協力した貘は、欲望にまみれた超一流のイカサマ師たちを相手に、敗者には残酷な死が待ち受ける危険なデスゲームに挑む。(「作品資料」より)


 天才ギャンブラーが、いかさま御免の命を賭けたギャンブルに挑む様を描いたサスペンス。

 原作は「ヤングジャンプ」に連載されていたコミック。

 もちろん読んだことはない。

 闇ギャンブル倶楽部〝賭郎〟を追放、会員権を剥奪されていた〝噓喰い〟と呼ばれている斑目貘。

 3年が経ち、新たな会員、佐田国一輝が賭郎で暴れていることを知り、再び舞い戻り、命を賭けた勝負に挑むことになる。

 どうしても「カイジ」を思い出してしまうような内容であった。
 
 偶然出会った青年、梶は正直、負け組で気も弱そうな感じであるが、小さな運を持っており、貘の相棒として、様々なゲームにチャレンジする。

 貘を手助けする鞍馬蘭子は、闇カジノのオーナーであり、ヤクザの組長というキャラであるが、どうにも貘には弱いようで、貘の言葉に勘違いするというのは、あまりにもお約束のお笑いシーンであったな。

 ルーレットやポーカーなどのオーソドックスなギャンブルもあるが、殺し屋から逃れながら、彼らが持つ鍵を制限内に奪うという本当のサバイバル・ゲームにも挑む。

 負けた相手は〝死〟ということで、結構生々しく負けた相手の命を奪うという展開は、他のギャンブル映画とは違うところがあったかな。

 クライマックスとなるのは、貘と佐田国との勝負。
 ここでも、負ければ死が待っているという展開。

 まあ、無敵に近い勝ちっぷりを見せてきた佐田国に対し、貘は佐田国の強さのからくりを見破り、勝つことが出来るのかが興味深いところ。

 実際、佐田国のからくりを見破るのだが、そのからくりは微妙だった感じはしたのだが。

 既視感ありありの作品であったが、先行きが気になる話ではあった。

 続編は微妙だったな。

 貘が、いざ勝負という時に食べるのは何だろう?

/5

監督:中田秀夫
出演:横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、森崎ウィン
   櫻井海音、木村了、鶴見辰吾、村上弘明、三浦翔平
於:TOHOシネマズ新宿

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