CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-196「ドライブアウェイ・ドールズ」(アメリカ)

2024年07月04日 00時06分35秒 | アメリカ映画
愛はそり滑り、地獄へ

 日々の生活に行き詰まりを感じたジェイミーとマリアンは、車の配送(=ドライブアウェイ)をしながらアメリカ縦断のドライブに出かける。

 しかし、配送会社が手配した車のトランクに謎のスーツケースがあるのを見つけ、その中に思わぬブツが入っていたことから、スーツケースを取り戻そうとするギャングたちから追われるはめに。

 さらにジェイミーの元カノの警察官や上院議員までも巻き込み、事態は思わぬ方向へと発展していく。(「作品資料」より)


 実家へ帰ろうとするマリアンと、気分を変えるため彼女に同行することにしたジェイミー。

 車の配送をしながらタラハシーへ向かうが、そんな彼女らが思わぬトラブルに巻き込まれることになるロード・ムービー。

 自由奔放なジェイミーと堅物で殻を破れないマリアン。

 友人である2人であるが、2人ともゲイ。

 そんなわけで、ゲイネタや下ネタが満載、しかしそれ程いやらしさは感じないクライム・コメディであった。

 ジェイミーとマリアンがタラハシーまで届けようとしている車は、ギャングがトランクにブツを隠している車で、自分たちでタラハシーまで届けるはずが、手違いでジェイミーとマリアンが乗っていくことに。

 ギャングたちはジェイミーたちを追う。

 果たしてジェイミーたちの運命は。

 いったい車に積んであるブツては何なのか。

 普通なら麻薬なのかと思ってしまうが、2人がそれを見つけると思わぬものが。

 そして、ジェイミーたちはそのブツをもって、ある計画を立てる。

 彼女たちを追うギャングの手下2人が、ちょっと間の抜けた感じで、緊迫感というものはなかったな。

 笑いもブラックな感じのものが多く、面白いエロティック・クライム・コメディであった。

 これまでコーエン兄弟として監督してきた、イーサン・コーエンの単独初監督作品であった。

/5

監督:イーサン・コーエン

出演:マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ビーニー・フェルドスタイン、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、ビル・キャンプ、マット・デイモン、マイリー・サイラス

於:TOHOシネマズ新宿
 

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