CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-155「デウス 侵略」(イギリス)

2022年07月23日 16時05分10秒 | イギリス映画
人は神にはなれない
 火星の軌道上で正体不明の巨大な黒い球体が発見され、天体物理学者のカーラをはじめとした6人の調査チームが派遣される。解析の結果、その球体は光とともに「DEUS=神」という文字列を発信し続けていることが判明。
 謎を解明するため、カーラたちは球体に降り立つが。(「作品資料」より)


 突然現れた巨大な球体の調査のために6人の科学者たちが宇宙船で派遣される。

 その球体を調べると、自らを〝デウス=神〟と称する。

 それを知った乗組員の一人が取り乱し始める。

 そして自らを傷つけると共に、同じ乗組員を犠牲にしてしまう。

 果たして、この球体にどのような秘密が隠されているのか。

 そんな球体を調査する乗組員たちの運命を描いたSFスリラー。

 この手のSFスリラーには多いかなと思うのだが、非常に観念的で、更にことが大きく展開するというわけでもない。

 天文物理学者のカーラたちが、球体の調査のために降り立つが、その後起こったことは、現実なのか、それとも夢なのかハッキリしない。

 そんな中で、また乗組員が一人亡くなってしまうのだが、その理由もハッキリしない。

 果たして、球体は地球外生命体なのか、そしてそれは人類の敵となるのか。

 まるで宇宙空間を表わすようにゆったりと流れていく展開。

 ちょっと寝落ちしそうなところもあったな。

 結局、最後に明かされる真実もスッキリしない感じがし、今一つ理解が及ばないところもある作品であった。

 最後は、何とか地球に帰ろうとしようとする姿が描かれることになる。

 エンドロール後に映像があり、何が映されるのかと思ったら、急にコミカルな映像になったな。

/5

監督:スティーブ・ストーン
出演:クラウディア・ブラック、デヴィッド・オハラ、フィル・デイヴィス、リチャード・ブラックウッド
   リサ・アイクホーン、ソフィー・ペティット、ブランコ・トモビッチ、クリスタル・ユー
於:新宿シネマカリテ

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