CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-233「狂獣 欲望の海域」(香港)

2018年12月04日 00時17分32秒 | 香港映画
狗のように悪人をかみ殺す
 刑事の西狗は、密漁業者の貴成が取り仕切る金塊の闇取引を追っていた。
 西狗は相棒と共に捜査を進めていくうちに、一連の闇取引には貴成のボスである鬼が海上で商う大型カジノ船が関わっていることを突き止める。(「KINENOTE」より)


 犯人を捕まえるために猪突猛進する刑事のサイガウと、金塊を狙って、組織のボスに挑むグァイセン。

 そんな二人の対決を描いたクライム・アクション。

 刑事としては、ちょっと行き過ぎた行為で犯人を殺してしまったサイガウ。
 それでも悪人を倒すためには、自分の信念を貫こうとする。

 そんなサイガウは、金塊の闇取引の情報を得て、相棒のアダと共に捜査に乗り出すが、そこに夥しい数の死体を発見する。

 やがてグァイセンという男が、ボスであるグァイを狙い、金塊を強奪しよう企んでいることを知り、再び捜査に乗り出すが、相棒のアダが人質に取られてしまう。

 
 法律に縛られ、なかなか捜査が進められない中、単身犯人を捕らえようとするサイガウ。

 はみ出し者の刑事が闘いに挑むというのはよく見る展開ではあるが、なかなかアクションは見ものである。

 どこか破滅的な生き方を見せるサイガウとグァイセン。

 大切なものを失いながら二人は最後の対決を見せる。

 
 激しいアクションを見せながら、サイガウとグァイセン、それぞれ繋がりのある女性とのドラマを配するという、いかにもアジア的な要素も入れた作品。

 最後の決着は、ちょっと微妙な感じがあったかな。


 グァイを演じたのは、「マンハント」などの倉田保昭。
 ドラゴンは今でも香港では人気なのかな。

/5

監督:ジョナサン・リー
出演:マックス・チャン、ショーン・ユー、ウー・イエ、ジャニス・マン、タイポー
   クマー・ソー、セシリア・ソー、ラム・カートン、デレク・ツァン、倉田保昭
於:シネマート新宿

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