CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-151「胸騒ぎ」(デンマーク・オランダ)

2024年05月16日 00時17分48秒 | デンマーク映画

他人の家で週末は長い

 休暇でイタリアへ旅行に出かけたデンマーク人の夫妻ビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、そこで出会ったオランダ人の夫妻パトリックとカリン、息子のアベールと意気投合する。

 数週間後、パトリック夫妻から招待状を受け取ったビャアンは、妻子を連れて人里離れた彼らの家を訪問する。再会を喜び合ったのもつかの間、会話を交わすうちに些細な誤解や違和感が生じはじめ、徐々に溝が深まっていく。

 彼らの“おもてなし”に居心地の悪さと恐怖を感じながらも、週末が終わるまでの辛抱だと耐え続けるビャアンたちだったが。(「作品資料」より)

 

 イタリア旅行で知り合ったオランダ人家族から招待されたデンマーク人一家が味わう恐怖の週末を描いたホラー。

 ビャアンとルイーセ、娘のアウネスはオランダの人里離れた場所にあるパトリックとカリン、息子のアベールの家を訪れ、週末を過ごすことにする。

 イタリア旅行で意気投合し、誘いを受けて訪れたのだが、ちょっとしたパトリックたちの言動に違和感を感じ始める。

 あからさまに怪しい感じではないのだが、雰囲気はふんぷんである。

 特に息子のアベールに対して、夫妻は行き過ぎとも言える厳しいしつけを見せる。

 そんな違和感が徐々に広がっていくビャアンとルイーセ。

 果たして、パトリックたちは何かを企んでいるのか、ビャアンたちの運命はどうなるのか。

 相手の言動が気になってくるというのは、ままあることである。

 もしかすると多少の価値観の違いだけで何もないのかもしれないが、不穏な雰囲気は付き纏う。

 怪物や霊ではなく人間が相手で、何が起こるのか判らず、緊張感高まる展開であった。

 クライマックス、一気にことは進行し、真相が明らかになる。

 不穏な雰囲気に包まれ、先行き読めない怖さがあり、惹き込まれるストーリーだった。

/5

監督:クリスチャン・タフドルップ

出演:モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース、リーバ・フォシュベリ、マリウス・ダムスレフ

於:池袋HUMAX CINEMAS


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 24-150「タイガー 裏切りの... | トップ | 24-152「ポリス・ストーリー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

デンマーク映画」カテゴリの最新記事