CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-177「ブルータル・ジャスティス」(カナダ・イギリス・アメリカ)

2020年11月02日 22時40分01秒 | カナダ映画
二択で50%だと意味ないだろ
 ベテラン刑事のブレット・リッジマンとその相棒トニー・ルラセッティは、逮捕時の行き過ぎた行為が問題となり、6週間の無給の停職処分を受けてしまう。しかし家族のために金が必要なブレットはトニーを誘い、ある筋からの情報をもとにボーゲルマンという男の監視を始める。
 ブレットの計画は、ボーゲルマンを尾行して犯罪現場を押さえ、大金を横取りするというものだったが。(「allcinema」より)


 メル・ギブソン主演のクライム・アクション。
 姿を見るのは「ブラッド・ファーザー」以来だな。

 メル・ギブソン演じるリッジマン刑事の相棒、ルラセッティを演じたのはヴィンス・ヴォーン。
 こちらも姿を見るのは、メル・ギブソンが監督した「ハクソー・リッジ」以来。

 犯人逮捕時の暴力行為によって6週間の停職処分となったリッジマンとルラセッティ。

 家族のために金が必要な二人は、仕入れた情報からボーゲルマンという男を監視し、大金を横取りしようと考える。

 前半は、リッジマンとルラセッティを取り巻く環境や家族のことなど、そして出所したばかりのヘンリーという男の家族とのエピソードを描き、3人が犯罪に向かう経緯が描かれる。

 そのあたりは、話がどこへ向かうのか判らず、ちょっと退屈さも感じたが、後半、事件が起きてからの展開は、リッジマンとルラセッティがどのような行動を起こすのかということと共に、ことの顛末が気になる展開となり、俄然面白さが増していったな。

 事件が起こると、リッジマンたちは、警官として対処するのか、それとも大金を奪おうとするのか。
 そして、ヘンリーも事件に関わることとなる。

 これは結末が予測できない展開で、興味深い作品だった。

 どう転んでもおかしくないような展開であったが、一人の獣を生んでしまった結末ということか。

 「エミリー・ローズ」のジェニファー・カーペンターが、情緒不安定気味の銀行員役で登場していたが、エピソードを描いたわりにアッサリした運命だったな。

/5

監督:S・クレイグ・ザラー
出演:メル・ギブソン、ヴィンス・ヴォーン、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト
   ジェニファー・カーペンター、ウド・キア、トーマス・クレッチマン、ドン・ジョンソン
於:新宿バルト9

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