CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-167「デッドヒート」(アメリカ)

2020年10月10日 19時47分58秒 | アメリカ映画
カップが必要だ
 仮釈放中のダミアンは、昔の仲間と手を組み、5年前に消えた35億円の麻薬資金の強奪を計画する。一方、保安官のタッカーは、今もなお因縁の男ダミアンに執着し続けていた。
 やがて2人は、麻薬カルテルも巻き込んだ熾烈な攻防を繰り広げていくのだったが。(「KINENOTE」より)


 大麻所持の罪で服役していたダミアンが仮出所。

 ダミアンは5年前に消えた35億円の麻薬資金強奪のため作戦を練り、かつての仲間たちを集め、実行しようとする。

 そして、5年前にダミアンを逮捕するきっかけとなる摘発を指揮したタッカーは、捜査の不手際を理由に保安官の職を辞することになったが、ダミアンが仮出所したことを知り、再び捕らえるために彼を監視し始める。

 ダミアンの計画は、悪徳警官を懲らしめることも含めて実行するという計画。

 果たして、麻薬カルテル、タッカーがダミアンたちに迫る中、金を奪うことが出来るのか。


 35億の金を巡る、騙し合いの様相を呈したサスペンス・アクションという感じであったが、正直個人的には、今ひとつその手口は理解し難いところがあったな。

 タッカーを演じたのが、「トップガン」「ヒート」に出演していたヴァル・キルマー。
 その姿を観るのは「パロアルト・ストーリー」「ライアー・ハウス」以来だな。

 同じく35億の金の行方を追う麻薬カルテルとの対決もあり、その行方も気になるところであるが、ダミアンとタッカーの因縁の決着も気になるところ。

 しかし、その決着に関しても、それで終わりなのかと、今ひとつ腑に落ちないところがあったな。

 アッと驚かせる展開で、スッキリした気分にさせようとする結末だったんだろうが、モヤモヤ感の残る作品ではあったな。

/5
 
監督:クリスチャン・セスマ
出演:ルーク・ゴス、ヴァル・キルマー、ニック・ヴァレロンガ、ポール・スローン
   マイク・ハットン、メルセデス・キルマー、マーサ・ミシェル、V・ボーズマン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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