この車どうした?
雇い主から依頼された殺しの仕事に失敗した3人の殺し屋と1人の妊婦が、銀行強盗を起こして逃走。しかし、砂漠の真ん中で車が立ち往生してしまい、仕方なく近くの寂れた町に身を潜める。
そして翌朝、彼らは銃を片手にコーヒーをたしなむ異様な集団と遭遇する。その町は血の気の多い無法者たちが取り仕切る、危険極まりない町だった。
殺し屋と無法者たちは一触即発の状態となり、命をかけた銃撃戦がいまにも始まろうとしていた。(「作品資料」より)
1987年製作、日本でも1989年に公開された「ストレート・トゥ・ヘル」
オリジナルでカットされていたシーンを追加して再編集し、今回「リターンズ」としてリバイバル公開。
続編ではなかった。
3人の男と1人の妊婦が、依頼された殺しに失敗して逃走。
途中、銀行を襲って大金を奪い、ある寂れた街に辿り着く。
そこは異様な集団が取り仕切る街で、男たちは一触即発の状態となる。
始まりは現代的な都市であったが、ノーバックら殺し屋たちが辿り着くのは、荒野にある寂れた町。
そこで遭遇する集団は銃を片手にやたらとコーヒーを飲む集団。
ノーバックたちはその街に滞在し、無法者たちと交流しながら、いつやり合ってもおかしくない状況となる。
西部劇のような話である。
無法者たちの言動は、狂気と言うかイカれたところがあり、いつノーバックたちとぶつかってもおかしくない。
しかもノーバックたちは大金を持っており、それを狙う者たちもいるよう。
やがて事件が起き、ことは展開していく。
クライマックスは激しい銃撃戦。
果たして誰が生き残るのか。
話の展開が興味深く、西部劇のような面白さのある作品だった。
殺し屋3人を演じていた俳優は知らなかったが、妊婦役はコートニー・ラヴ、テニス・ホッパーも出ていたし、ジム・ジャームッシュも出ていたな。
/5
監督:アレックス・コックス
出演:サイ・リチャードソン、ジョー・ストラマー、ディック・ルード、コートニー・ラヴ、ザ・ポーグス、エルヴィス・コステロ、デニス・ホッパー、グレース・ジョーンズ、エドワード・チューダー=ポール、ジム・ジャームッシュ
於:シネマート新宿
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