CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-236「カーズ クロスロード」(アメリカ)

2017年08月12日 00時57分08秒 | アメリカ映画
引き際は自分で決める
 華々しい活躍を続けてきた天才レーサー、ライトニング・マックィーンだったが、最新テクノロジーを駆使した新世代レーサーの台頭に押され、ついにはシーズン最後のレースで大クラッシュを起こしてしまう。
 すっかり自信を失い、一度は再起を諦めかけたマックィーンだったが、親友のメーターや恋人サリーら地元の仲間たちの励ましで、再びやる気を取り戻す。
 そして自らもトレーニングに最先端の知識とテクノロジーを導入することを決意、最新施設“ラスティーズ・レーシングセンター”で若きトレーナー、クルーズ・ラミレスの指導の下、新たなトレーニングに挑戦するマックィーンだったが。(「allcinema」より)


 「カーズ」「カーズ2」に続くシリーズ第3弾。

 レーサーとして華々しい活躍を見せていたマックィーン。

 しかし、時代の流れか最新のテクノロジーを駆使した若手レーサーたちが台頭してきて、レースに勝てなくなってくる。

 しかもシーズンの最終レースで大クラッシュを起こしてしまう。

 自信を失ったマックィーンはこのまま引退しようかと考えるが、仲間の励ましで再びやる気を取り戻し、新世代レーサーたちに勝つため、最新施設で若き女性トレーナー、クルーズ・ラミレスと共にトレーニングに励む。


 ベテランの域に達し、勝てなくなってきたマックィーンが、再び栄光を取り戻すため奮闘するという話。

 ストーリーとしてはよくあるものかなという感じで観ていたが、いよいよ新しいシーズンの開幕戦を迎えたとき、思ってもみなかった展開となる。

 人生で突き当たる大きな壁や挫折、そして立たされる岐路。

 そんなものが描かれている中で、マックィーンが最後に取った決断。

 それは、かつて自分をレーサーへと導いてくれたドック・ハドソンと同じこと。

 自分が受けた恩恵などを、今度は後進へと伝えていくということ。


 すっかりマックィーンが再び栄光を取り戻すという話だと思っていたので、クライマックスの展開には意外な驚きがあったが、これもまた一つの栄光かもしれないな。

 時代は巡っていくという感じの話で、単純に栄光を取り戻すという話でなかったのが、面白さとある種の感動を受ける作品だった。

 これで続編はもう無いのかな。


 併映された短編は「LOU」という作品だったが、正直何かを感じる程までには至らなかったかな。
 
/5

監督:ブライアン・フィー
声の出演:オーウェン・ウィルソン、クリステラ・アロンゾ、アーミー・ハマー、クリス・クーパー
      ネイサン・フィリオン、ケリー・ワシントン、リー・デラリア、ラリー・ザ・ケイブル・ガイ

「LOU」
監督:デイヴ・マリンズ

於:新宿ピカデリー

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