CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-392「市民捜査官ドッキ」(韓国)

2024年12月28日 15時25分02秒 | 韓国映画

すみません、融通が利かなくて

 経営するクリーニング店が火災になり、お金が必要なシングルマザーのドッキのもとに、銀行のソン代理から融資商品を紹介する電話がかかってくる。融資に必要だという手数料を請求され、送金したドッキだったが、一連の流れはすべて振り込め詐欺だった。

 全財産を失い絶望するドッキ。しかし、そんな彼女のもとに、再びソン代理から電話がかかってきて、今度はドッキに助けを求めてくる。

 ソン代理から詐欺組織の情報提供を受けたドッキは、ソン代理を助けて奪われたお金も取り戻すべく、それぞれ特技を持つ仲間たちとともに中国・青島へ向かうが。(「作品資料」より)

 

 2016年に起こった事件をモチーフに製作された作品。

 振り込め詐欺の被害に遭ったシングルマザーのドッキ。

 警察に訴えるも捜査は進展せず、打ち切られてしまう。

 そんな中、ドッキの元に彼女を騙したソン代理を名乗る男が再度電話をかけてくる。

 ソン代理も軟禁状態で電話を強制されており、そこから逃げ出すためドッキに情報を提供するので警察に通報してほしいと言う。

 しかし、警察はドッキの言うことを取り合わず、ドッキは仕事仲間と共に、ソン代理を助け、振り込め詐欺の元締めを捕え、奪われた金を取り戻そうと中国、青島に乗り込む。

 ドッキと仲間たちのドタバタながらの捜査が始まる。

 危険な話であるが、ドッキたちの勇猛果敢さが笑いを引き出している。

 青島で最初の手掛かりとして春和楼という店を捜すドッキたちであるが、青島には72店も春和楼があるというのは本当かな。

 果たしてドッキたちは青島で振り込め詐欺の拠点を見つけ、ソン代理を助け、金を取り戻せるのか。

 危険な追跡劇でありながら、ドッキたちのドタバタ感で笑いももたらしてくれる作品。

 クライマックスはバイオレンスな展開となり、ドッキにも危機が訪れるが、気分スッキリの話であった。

/5

監督:パク・ヨンジュ

出演:ラ・ミラン、コンミョン、ヨム・ヘラン、パク・ビョンウン、チャン・ユンジュ、イ・ムセン、アン・ウンジン

於:シネマート新宿


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