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離れたのは戻るため
1960年代の香港。詠春拳の正統争いでイップ・マンに敗れ、武術界を去ったチョン・ティンチ。闇の仕事からも足を洗い、今は小さな食料品店を営み、息子フォンとともに穏やかな日々を送っていた。
ところがある日、チンピラに追われていた女性たちを助けたせいで、犯罪組織の幹部キットの恨みを買ってしまう。
やがてキットの悪行が一線を越えたとき、ついにティンチは封印していた武術の力を解き放つのだった。(「allcinema」より)
ドニー・イェン主演の「イップ・マン 継承」で、詠春拳の正統なる継承者と自称し、イップ・マンに挑んだチョン・ティンチを主役とした作品。
スピンオフということだな。
イップ・マンに敗れ、武術界を去ったチョン・ティンチは、息子と共にひっそり暮らしていたが、ある日チンピラに追われていた女性を助けたことで犯罪組織に属するキットの恨みを買う。
こうして、犯罪組織の争いに巻き込まれることになるチョン・ティンチ。
キットは長楽グループという犯罪組織に属し、その姉クワンがボス。
堅気になろうとするクワンに対し、キットはそれに反目。
自分だけで、ヘロインの売買に手を染めるようになるが、それを酒場街で行う。
チョン・ティンチはキットに家を焼かれ、以前に助けた女性ジュリアの兄、フーが経営する酒場で働くことになるが、そこにキットの魔手が伸びてくる。
とにかく、マックス・チャン演じるチョン・ティンチが格好良い。
人としてはまだ迷いがある感じであるが、信念は貫き通す。
どんな相手でも動じない。
武術界を去り、普通に暮らそうと考えていたが、犯罪組織の争いに巻き込まれ、彼と息子に優しくしてくれた人々に襲い来る悪を倒す決意をする。
見ていても判らないが、詠春拳は封印しながら戦っているよう。
しかし、クライマックスの対決では、詠春拳をついに出す。
「大脱出2」のデイヴ・バウティスタや「マッハ!」のトニー・ジャー。
そしてミシェル・ヨーなど意外と豪華で国際色豊かな出演者。
それぞれがカンフーを駆使したアクションを見せてくれる。
押さえつけられていたものを解き放つような話の展開が面白く、激しいアクションを堪能でき、格好良さを感じる作品だった。
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/5
監督:ユエン・ウーピン
出演:マックス・チャン、デイヴ・バウティスタ、トニー・ジャー、ミシェル・ヨー
リウ・イエン、ケビン・チェン、パトリック・タム、クリッシー・チャウ、シン・ユー
於:新宿武蔵野館
1960年代の香港。詠春拳の正統争いでイップ・マンに敗れ、武術界を去ったチョン・ティンチ。闇の仕事からも足を洗い、今は小さな食料品店を営み、息子フォンとともに穏やかな日々を送っていた。
ところがある日、チンピラに追われていた女性たちを助けたせいで、犯罪組織の幹部キットの恨みを買ってしまう。
やがてキットの悪行が一線を越えたとき、ついにティンチは封印していた武術の力を解き放つのだった。(「allcinema」より)
ドニー・イェン主演の「イップ・マン 継承」で、詠春拳の正統なる継承者と自称し、イップ・マンに挑んだチョン・ティンチを主役とした作品。
スピンオフということだな。
イップ・マンに敗れ、武術界を去ったチョン・ティンチは、息子と共にひっそり暮らしていたが、ある日チンピラに追われていた女性を助けたことで犯罪組織に属するキットの恨みを買う。
こうして、犯罪組織の争いに巻き込まれることになるチョン・ティンチ。
キットは長楽グループという犯罪組織に属し、その姉クワンがボス。
堅気になろうとするクワンに対し、キットはそれに反目。
自分だけで、ヘロインの売買に手を染めるようになるが、それを酒場街で行う。
チョン・ティンチはキットに家を焼かれ、以前に助けた女性ジュリアの兄、フーが経営する酒場で働くことになるが、そこにキットの魔手が伸びてくる。
とにかく、マックス・チャン演じるチョン・ティンチが格好良い。
人としてはまだ迷いがある感じであるが、信念は貫き通す。
どんな相手でも動じない。
武術界を去り、普通に暮らそうと考えていたが、犯罪組織の争いに巻き込まれ、彼と息子に優しくしてくれた人々に襲い来る悪を倒す決意をする。
見ていても判らないが、詠春拳は封印しながら戦っているよう。
しかし、クライマックスの対決では、詠春拳をついに出す。
「大脱出2」のデイヴ・バウティスタや「マッハ!」のトニー・ジャー。
そしてミシェル・ヨーなど意外と豪華で国際色豊かな出演者。
それぞれがカンフーを駆使したアクションを見せてくれる。
押さえつけられていたものを解き放つような話の展開が面白く、激しいアクションを堪能でき、格好良さを感じる作品だった。
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監督:ユエン・ウーピン
出演:マックス・チャン、デイヴ・バウティスタ、トニー・ジャー、ミシェル・ヨー
リウ・イエン、ケビン・チェン、パトリック・タム、クリッシー・チャウ、シン・ユー
於:新宿武蔵野館
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