CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-065「アリータ バトル・エンジェル」(アメリカ)

2019年03月10日 22時42分53秒 | アメリカ映画
私は300歳ってこと?
 世界が富裕層が暮らす天空都市“ザレム”と、そこから排出された廃棄物が堆積する荒廃したクズ鉄町“アイアンシティ”に二分された未来都市。
 アイアンシティに暮らすサイバー医師のイドは、クズ鉄の山の中からサイボーグの少女を発見し、拾い上げる。頭部だけになっていた彼女は300年前のサイボーグで、長い休眠状態のために一切の記憶を失っていた。イドはそんな彼女に新たな機械の身体を与えると、“アリータ”と名付けて娘のように大切に育てていく。
 やがて町へ飛び出したアリータは、ザレムに行くことを夢みる青年ヒューゴと出会い、少しずつ心を通わせていくのだったが。(「allcinema」より)


 26世紀を舞台にしたSFアクション。

 冒頭、〝20世紀FOX〟のロゴが〝26世紀FOX〟に変わったな。


 世界戦争で荒廃した地球で、天空都市で暮らす富裕層と荒廃した地上の町で暮らす人々に二分されている世界。

 その地上に天空都市、ザレムから廃棄物が捨てられるが、そこでサイバー医師のイドは、サイボーグ少女の頭部を発見し、持ち帰る。

 新たな体を与えられ、アリータと名付けられる少女。

 しかし、失われた記憶の中には戦士としての魂が宿っていた。


 二分された世界で、天空都市に憧れる者が、権力者に近づき、悪事に加担する。

 そんな世界に現れたサイボーグ少女、アリータ。

 可愛い少女であるが、その姿の奥には戦士としての魂が眠っている。

 その才能を覚醒させるシーンは、なかなか気持ち良くスッキリしたもの。

 戦いのシーンもさることながら、〝モーターボール〟というスポーツのシーンもスピード感と迫力があり、楽しめる。

 このモーターボールという半ば殺人ゲームのようなスポーツ、かつて観たスポーツに似ているな。


 自らが戦士であったことを思い出したアリータは、やや暴走気味になるが、そんなアリータをザレムの権力者、ノヴァが狙う。

 アリータを陥れようとするノヴァの画策をアリータは撥ね退けることが出来るのか。

 そして彼女はザレムへと向かうのか。


 原作が日本のコミック、そして「AVATAR アバター」のジェームズ・キャメロンの名前が前面に押し出されていたが、監督は「シン・シティ 復讐の女神」等のロバート・ロドリゲスだったんだな。

 見応えあるアクションを見せる中、アリータの覚醒、そして心の成長を描いた作品。

 ラストは少なからず、続編を意識した結末になるのかな。

/5

監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ
   ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ
   ジャッキー・アール・ヘイリー、エド・スクライン、キーアン・ジョンソン
於:新宿ピカデリー

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