CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-106「4月の君、スピカ。」(日本)

2019年04月29日 22時04分09秒 | 日本映画
6万年かけて一緒になる
 地味で平凡な女子高生・早乙女星は、親の都合で東京から長野の高校へ転校するも、無難なデビューに失敗し、これからの高校生活に暗雲が立ちこめる。
 そんな矢先、乙女座の星・スピカが縁で天文好きの無口な好青年・大高深月と親しくなり、部員2人だけの天文部に誘われる。天文部のもう一人、宇田川泰陽は深月の親友でチャラめだけど学年トップの秀才男子。最初は入部に反対していた泰陽だったが、3人で過ごすうちに星への恋心を自覚していく。
 やがて積極的にアプローチしてくる泰陽に星の心も傾き始めたとき、泰陽の元カノだった天川咲が転校してくるのだったが。(「allcinema」より)


 東京から長野へと転校し、友達も出来ずにいた女の子、早乙女星は、天文部の大高深月と宇田川泰陽と親しくなり、彼女も天文部に入部する。

 星は深月に惹かれ、泰陽は星に惹かれる。

 そんな男子2人と女子1人の切ない三角関係を描いた青春ラブ・ストーリー。


 相手に惹かれていながらも、他の人のためを思って本当のことを言わない彼らに少々やきもきするところを感じながら、切なさも募る展開。

 男2人に女1人というのは先日鑑賞した「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」もそうだったが、ラブ・ストーリーでは王道な設定かな。

 かつては〝ドリカム〟状態と言っていたな。

 そんな三角関係となると、果たして恋の行方がどうなるのか気になるところ。

 更に、泰陽の元カノ、天川咲が現れ、3人の心をかき乱す。

 どうやら、以前は天川咲を含めてのドリカム状態だった模様。

 その天川咲が現れたことにより、星の心も乱される。

 そしてここでも他の人のことを慮った言葉を発してしまう星。

 やきもきした気持ちと切なさの入り混じったラブ・ストーリー。

 天文部に在籍しているということから、星を例えにして、人の繋がり、恋を表すということで、そこも多少は切なさを募らせる一因になっているのかな。

 ラストはそれなりにハッピー・エンドとなっていたな。

/5

監督:大谷健太郎
出演:福原遥、佐藤大樹、鈴木仁、井桁弘恵、夏目かな
   南山あずさ、大原優乃、大谷亮平、酒井美紀
於:新宿ピカデリー

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