CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-233「❝それ❞がいる森」(日本)

2022年10月17日 00時12分28秒 | 日本映画
あいつらがまたやって来たんだ
 田舎町でひとり農業に勤しむ田中淳一のもとに、ある日、別れた妻の爽子と東京で暮らしているはずの小学生の息子・一也が突然ひとりで訪ねてくる。しばらくの間、淳一と一也は一緒に暮らすことになるが、ちょうどその頃、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、町でも住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。
 そして淳一と一也も、得体の知れない“それ”を目撃してしまい。(「作品資料」より)


 「リング」「事故物件 恐い間取り」等の中田秀夫監督の最新作。

 福島県の山奥で農業をして暮らす田中淳一。
 そこに別れた妻と暮らしていた息子、一也が東京からやって来て、しばらく一緒に暮らすことになる。

 ある日、友人と山へ入った一也はそこで得体の知れないものに襲われ、友人は行方不明となる。

 友人を皆が捜索する中、町でも不可解な現象が起き、ついに淳一も❝それ❞を目にしてしまう。

 何と言っても❝それ❞が何なのか気になる話。

 冒頭、強盗を犯したアベックが山奥に入り、奪った金を埋めて隠そうとするが、そんな所に埋めて、後で判るのかなと思ってしまうが、結局二人とも襲われてしまう。

 一也や淳一が目にした時、❝それ❞は単なる獣という感じでもなく、また幽霊のようなものでもなさそうであった。

 一也と友人が山奥で見つけたものからして、何となく❝それ❞の正体が判ってくるのだが、もちろんそれを簡単に信じる人もそうはおらず、そんな中で、徐々に町の人々、特に子供たちに恐怖が迫ってくるという展開。

 中田監督からすると意外な展開かなと思う話であったが、興味深い話ではあったな。

 淳一は一也を護るため、最後に❝それ❞と対決することになる。

 果たして、❝それ❞の正体とは?

 そして淳一は一也や子供たちを護れるのか。

 意外と簡単に撃退法を見つけ出したなという印象はあったな。

 これって、実際噂のあることを映画化したものなのかなと思わされるエンド・ロールでの映像である。

/5

監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、尾形貴弘、中村里帆、綾乃彩、松嶋亮太、吉本菜穂子
   山下徳大、嶺岸煌桜、潤浩、眞島秀和、宇野祥平、松浦祐也、酒向芳、野間口徹、小日向文世
於:TOHOシネマズ池袋

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