天に眼有り
治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。
そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。
しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。(「作品資料」より)
原題でも〝毒舌〟となっているが、恐らく思っていた毒舌とは違うのだろうな。
判事を辞めて、友人の伝手で弁護士となったラム・リョンソイ。
最初の仕事は、児童虐待を疑われているツァン・キッイの弁護。
娘が大怪我をして意識不明の重体となり、虐待を疑われているよう。
しかし、自らの失敗により、ツァンは過失致死で禁錮17年の刑になってしまう。
2年後、証人の一人が偽証をしたという遺書を残し、自殺。
ラムはそれを機に再審を請求するが、そこに大きな権力を持つ資産家、チュン家が立ちはだかることになる。
無実の依頼人のために奔走する弁護士の活躍を描いた話であり、サスペンス要素もあるが、ラムの性格、そして流暢な喋りによって、コミカルな要素も強い作品になっている。
そして、絶大なる権力を持ち、全てを揉み消そうとする資産家に対する戦い。
真犯人は、中盤で明らかになるが、それはなかなか法廷では証明できない。
果たして、ラムはどのようにツァンの冤罪を法廷で証明するのか。
様々な妨害工作がある中で、クライマックスとなる法廷が開廷され、そこでラムはある事実を突きつける。
ツァンの娘の死亡事件について、更なる真実が明らかになる展開。
ツァン家によって検事役を担うことになったカム・ユンサンの存在もいい感じであったな。
巨大な力に対する戦いをえがき、最後には溜飲を下げる展開となる法廷モノの定番という感じであるが、そこまで言っていいのかというラムの喋りも面白い作品だった。
/5
監督:ジャック・ン
出演:ダヨ・ウォン、ツェ・クワンホー、ルイーズ・ウォン、フィッシュ・リュウ、マイケル・ウォン、ホー・カイワ
於:シネマート新宿
治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。
そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。
しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。(「作品資料」より)
原題でも〝毒舌〟となっているが、恐らく思っていた毒舌とは違うのだろうな。
判事を辞めて、友人の伝手で弁護士となったラム・リョンソイ。
最初の仕事は、児童虐待を疑われているツァン・キッイの弁護。
娘が大怪我をして意識不明の重体となり、虐待を疑われているよう。
しかし、自らの失敗により、ツァンは過失致死で禁錮17年の刑になってしまう。
2年後、証人の一人が偽証をしたという遺書を残し、自殺。
ラムはそれを機に再審を請求するが、そこに大きな権力を持つ資産家、チュン家が立ちはだかることになる。
無実の依頼人のために奔走する弁護士の活躍を描いた話であり、サスペンス要素もあるが、ラムの性格、そして流暢な喋りによって、コミカルな要素も強い作品になっている。
そして、絶大なる権力を持ち、全てを揉み消そうとする資産家に対する戦い。
真犯人は、中盤で明らかになるが、それはなかなか法廷では証明できない。
果たして、ラムはどのようにツァンの冤罪を法廷で証明するのか。
様々な妨害工作がある中で、クライマックスとなる法廷が開廷され、そこでラムはある事実を突きつける。
ツァンの娘の死亡事件について、更なる真実が明らかになる展開。
ツァン家によって検事役を担うことになったカム・ユンサンの存在もいい感じであったな。
巨大な力に対する戦いをえがき、最後には溜飲を下げる展開となる法廷モノの定番という感じであるが、そこまで言っていいのかというラムの喋りも面白い作品だった。
/5
監督:ジャック・ン
出演:ダヨ・ウォン、ツェ・クワンホー、ルイーズ・ウォン、フィッシュ・リュウ、マイケル・ウォン、ホー・カイワ
於:シネマート新宿
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