CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-178「事故物件 恐い間取り」(日本)

2020年11月03日 21時35分07秒 | 日本映画
笑いは174秒
 売れない芸人の山野ヤマメは、プロデューサーから“事故物件”に住んで心霊現象を撮影出来たら番組に出演させてあげると提案される。
 売れたい一心で、言われるままに不動産屋に紹介された事故物件に住み、思いがけず白い“何か”を撮影してしまうヤマメ。番組も盛り上がり、以来ネタを求めて事故物件を転々とするようになる。
 やがて“事故物件住みます芸人”として人気者になっていくヤマメだったが。(「allcinema」より)


 話には聞いたことあったが、事故物件と言われるいわくつきの部屋に住むことになったお笑い芸人、松原タニシが実際に体験したという恐怖現象をまとめたノンフィクションを映画化した一本。

 監督は「リング」「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」等の中田秀夫。

 TVの企画で事故物件に住むことになった売れない芸人、山野ヤマメ。

 不動産屋に紹介された部屋に住むことにしたヤマメは、思わぬ現象を撮影し、それから急激に番組もヤマメ自身の人気が上がっていく。

 次々と事故物件に住むことにしたヤマメであったが、どんどん恐怖現象に遭遇し、やがてヤマメ自身の身にも危険が及ぶようになる。


 一つの部屋だけでなく、いくつかの部屋に住み、そこで遭遇する恐怖現象を映し出す展開。

 ヤマメのファンで、ヘアメイクとして働きだした小坂梓が、実は"見える"人間ということで、恐怖感を増す要因となっている。

 恐怖シーンは、赤い服の女や、部屋の中で見える影など、ぞくぞくさせるものはある。

 いきなりの登場や大きな音で驚かせるようなシーンは皆無だったので、その点は良かったかなと思う。

 ただ、各部屋で恐怖現象に遭遇するものの、それを解決するような展開、あるいはしっかりとその理由を明かすようなシーンが無かったのは残念。

 ラストに現れたものは、ヤマメにとり憑いていたものだったのかな。

 事故物件に住むと本当にこのような目に遭うのかとその恐怖現象が気になる展開。

 怖さに関しては、やや抑え目だったかな。

/5

監督:中田秀夫
出演:亀梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、MEGUMI、真魚
   瀧川英次、木下ほうか、加藤諒、坂口涼太郎、中田クルミ、団長安田
   クロちゃん、バービー、宇野祥平、高田純次、小手伸也、有野晋哉、濱口優
於:新宿ピカデリー

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