CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-058「ティル・デス」(アメリカ)

2022年03月01日 23時54分24秒 | アメリカ映画
血も涙もないのに重たい
 結婚記念日を迎えた仮面夫婦のマークとエマ。マークは人里離れたレイクハウスでのバカンスを用意し、結婚生活をやり直したいとエマに告げる。
 夫婦関係の修復を期待して喜ぶエマだったが、翌朝目を覚ますと、彼女はなぜかマークと手錠でつながれていた。しかもマークは意味深な言葉を残し、拳銃で自分の頭を撃ち抜いてしまう。エマはマークの死体を引きずりながら湖畔から脱出しようとするが、車のガソリンは抜かれており、電話も故障していた。
 絶望するエマに追い打ちをかけるように、侵入者たちが彼女に襲いかかる。(「作品資料」より)


 すっかり関係の冷めきっていた夫婦のマークとエマ。

 マークは結婚記念日を祝うため、人里離れたレイクハウスでエマと二人きりで過ごすことにする。

 しかし、レイクハウスに着いたその翌朝、エマが目覚めると、片腕を手錠でマークの腕と繋がれ、更にそのマークが拳銃自殺してしまう。

 思わぬ状況に驚くエマであるが、夫の死体と手錠で繋がれたまま、何とか状況を打破しようと奮闘する。

 夫の死体と手錠で繋がれ、その死体を引きずりながら、何とかレイクハウスから脱出しようとするが、用意周到、車のガソリンは抜かれ、固定電話も繋がらず、エマの携帯電話は水没させられている。

 隔絶された湖畔のレイクハウスで死体と手錠で繋がれながら、何とか脱出しようと試みる、シチュエーション・スリラーである。

 ただ、エマが現状を打破し、脱出しようと奮闘する様を見せていくのかと思ったが、エマがそんな状況の中、訪問者がやって来る。

 一人は、エマの浮気相手のトム。更に二人の男の訪問者。

 そして、この二人の男によって、エマは更に窮地に陥れられることになる。

 結局、マークによって仕掛けられたエマに対する復讐のような感じであり、訪問者はマークによって依頼された男たちのようであるが、そのうちの一人、ボビーはエマとは過去に浅からぬ因縁がある。

 エマは決死の脱出を試みようとするが、結局マークの目的というのは、何だったんだろうな。
 エマを殺したいだけなら、自殺することにどんな理由があるのだろう。

 死体と手錠で繋がれた状態という特殊な設定でのサバイバル・シチュエーション・スリラーであり、エマがどのように脱出するのか、その運命がどうなるのか。
 先行き気になる話であった。

/5

監督:S・K・デール
出演:ミーガン・フォックス、オーエン・マッケン
   カラン・マルベイ、ジャック・ロス、アムル・アミーン
於:新宿バルト9

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