CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-193「ダウンレンジ」(アメリカ)

2018年10月01日 00時09分48秒 | アメリカ映画
死にたいなら一人で
 大学生の男女6人が乗る車が、人里離れた山道で突然パンクし立ち往生してしまう。
 携帯は繋がらず、仕方なく自分たちで修理に取りかかる。その直後、仲間の一人が銃弾に倒れる。何者かによって遠方から狙撃されたのだ。
 どこから狙われているかも分からず、車の陰でパニックに陥る大学生たちだったが。(「allcinema」より)


 北村龍平、「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」以来のアメリカ作品監督作かな。

 6人の男女がドライブ中に山道でパンクし、立ち往生する。
 
 パンクを修理しながら、とめどもない会話を交わす6人。

 のんびりとした雰囲気の中、何が起こるのだろうと思っていると、パンクしたタイヤの中から銃弾が。

 そこから、何者かも判らぬ者から狙撃され、逃げられない状況の中、何とか逃れる術を見つけ出そうとする若者たち。


 基本的には、スナイパーに狙われ、車の陰に隠れながら、状況を打開するために奮闘する姿が描かれるワン・シチュエーション・スリラー。

 スナイパーの腕前が異常な程良くて、渇ききった喉を潤そうと手にするペットボトルを見事に撃ち抜いたりする。

 そんな腕利きスナイパーのため、若者たちが何か行動しようという時、無事に撃たれずに済むのか、撃たれてしまうのか、緊迫感に包まれる。

 そして、いかにもという感じの血飛沫満載の映像。

 果たして若者たちは、スナイパーから逃れ、生き延びることが出来るのか。
 誰が生き残るのか。
 スナイパーは何者なのか。

 色々気になる作品であったが、女子供にも容赦ない展開と凄惨な映像は逆に気持ち良かったな。

 そして、ラストはも驚きの意外な結末。

 ワン・シチュエーションで、よくここまで引っ張れた作品だったな。

/5

監督:北村龍平
出演:ケリー・コーネア、ステファニー・ピアソン、ロッド・ヘルナンデス・フェレラ
    アンソニー・カーリュー、アレクサ・イエームス、ジェイソン・トバイアス
於:新宿武蔵野館

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