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やっぱりね、逃がしてくれないのよ
休暇を楽しむため、山奥の古びた別荘にやって来たアッシュら5人の若者たち。
不可解な現象が相次ぐなか、真っ暗な地下室に足を踏み入れた彼らは、「死者の書」と呼ばれる不気味な古書とテープレコーダーを発見する。テープを再生してみると、そこには恐ろしい悪霊をよみがえらせる呪文が吹き込まれていた。
若者たちは次から次へと悪霊にとり憑かれていき、アッシュは凶暴な怪物と化した仲間たちに懸命に立ち向かうが。(「作品資料」より)
1981年製作、日本公開は1985年のサム・ライミ監督の長編デビュー作であるスプラッタ・ホラー。
初公開時は未見であったが、その後リバイバル公開で1度鑑賞。
今回「シリアル・ママ」に続いて〝コケティッシュゾーン〟という特集上映の1本としてリバイバル公開されたので再度の鑑賞。
5人の若者が休暇を過ごすために山奥の小屋にやって来て、思いもよらぬ恐怖に見舞われる様を描いている。
アッシュたちは山小屋の地下室で古いテープを見つけ、それを再生するが、そこには悪霊を呼び覚ます呪文が吹き込まれていた。
元々小屋のある森は怪しげな雰囲気があったが、テープを再生したことにより悪霊が目覚めたよう。
まず森がシェリルを襲うが、ここはエロティックなシーンもあり、いかにも当時のホラーらしさを感じる。
そして悪霊にとり憑かれていく仲間たち。
悪霊と言えども人間の肉体にとり憑いているからか、肉体を攻撃されると苦しむんだな。
そんな悪霊と若者たちの戦いは、スプラッタなシーンで満載である。
特に悪霊に憑かれた者に対し、手足を切断、首をはねたり、眼玉を潰したり。
そして噴き出る血飛沫。
悪霊にとり憑かれた者の声が奇怪だったな。
そんな中で、果たして生き残れる者がいるのか。
ハイテンションなスプラッタ・ホラーで面白い1本であった。
/5
監督:サム・ライミ
出演:ブルース・キャンベル、エレン・サンドワイズ、ベッツィ・ベイカー、ハル・デルリッチ、サラ・ヨーク
於:シネマート新宿
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