CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-105「ハロウィン」(アメリカ)

2019年04月29日 00時30分12秒 | アメリカ映画
ここは私の牢屋じゃない
 2018年。2人のジャーナリストが40年前のハロウィンの夜に、殺人鬼マイケル・マイヤーズによって引き起こされた凄惨な事件の真相を追っていた。2人は事件の唯一の生存者であるローリー・ストロードへのインタビューを敢行するが、頑なな彼女から何も聞き出すことはできなかった。
 しかしローリーは、40年前のトラウマを抱えたまま、再びマイケルが姿を現わすと確信し、彼を迎え撃つ入念な準備をしていた。娘のカレンも孫娘のアリソンも、そんなローリーの警告に耳を貸そうとはしなかった。
 そして迎えたハロウィン前夜、精神病院に監禁されているはずのマイケルが再び街に解き放たれてしまうのだったが。(「allcinema」より)


 ロブ・ゾンビが監督したリメイク版の「ハロウィン」、その続編となる「ハロウィンⅡ」と公開されていたが、本作は1978年に製作されたジョン・カーペンターが監督した作品から脈々と続くシリーズの続編にあたる作品。

 シリーズで考えると9作目にあたり、1作目から出演しているジェイミー・リー・カーティスも出演。


 〝ブギーマン〟と呼ばれていた殺人鬼、マイケル・マイヤーズは精神病院に監禁されていたが、ハロウィンの夜、移送される途中護送車の事故によって脱走。
 再び殺人を繰り広げながら、ローリー・ストロードの命を狙い、彼女の元へと向かう。

 
 最初の惨劇から40年経っての再びの惨劇。

 マイケル・マイヤーズはいったい何歳なんだろう、という思いを持ちつつ、人並みはずれた怪力とまるで不死身のような肉体を持って、惨殺を繰り返しながらローリーに近づいていく。

 子供でも女性でも容赦無しというのは、ホラーとしては共感が持てるな。

 それにしても、本作だけでは、マイケルが何故にこれほどローリーに対し執着し、命を狙うのかが判らない。

 40年にわたるシリーズの中でその理由は明かされているらしいが、オリジナルのシリーズは8作とも観ていないと記憶しているので、ハッキリとしたことは判らなかったな。

 ローリーもいつかマイケルが再び現れることを予測、半ば願望を持ち、自ら殺すことを望んでいる。

 そんなローリーと、彼女の娘、カレン、そして孫娘、アリソンの元へ現れるマイケル。

 最後の戦いが繰り広げられる。

 
 その動機が不明のまま繰り広げられる惨劇に興味惹かれる作品。

 最後は、これで終止符を打ったのか、何とも答えようのないラストであったな。

/5

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック
   ニック・キャッスル、ウィル・パットン、ヴァージニア・ガードナー
於:TOHOシネマズ新宿

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