CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-315「銀魂」(日本)

2017年11月04日 00時58分44秒 | 日本映画
始まりは一緒の場所だった
 宇宙からやって来た天人(あまんと)が実権を握り、侍が衰退の一途を辿っていた江戸時代末期。
 便利屋“万事屋(よろずや)銀ちゃん”を営む坂田銀時は、かつては“白夜叉”と恐れられた元攘夷志士。今なお侍魂を内に秘めながらも、普段はダラダラとやる気のない日々を送っていた。
 そんなある日、かつての同志・桂小太郎が行方不明になったとの知らせに、志村新八、神楽とともに調査に乗り出した銀時。
 やがて事件の背後に、恐るべき陰謀を画策する高杉晋助の影が浮かび上がってくるのだったが。(「allcinema」より)


 「週刊少年ジャンプ」に連載されている人気コミックの実写映画化。

 コミックは読んだことなかったし、劇場版のアニメも観ていない。

 どんな話か知らなかったが、江戸時代を舞台にして、いわゆる宇宙人と人類が共存する世界を描いたというまさかのSFモノ。

 かつては〝白夜叉〟と恐れられた攘夷志士であり、今は便利屋を営んでいる坂田銀時が、かつての仲間や愛する者たちを守るために、再び戦いに挑むという物語。

 シリアスな対決シーン、剣劇もあるにはあるが、本作の特色は、これでもかと繰り出すギャグとパロディなんだろうな。

 直接名前出してもいいのかというものもあり、パロディというより、完全にパクリか。
 さすがに直接的に出してはやばそうなものはモザイク処理を施したりはしているが。

 演じている方もかなりギャグを飛ばしてくれる。

 個人的には、ギャグ演技では一目置く佐藤二朗と安田顕の二人が出演しているのが嬉しかったが、少々抑え気味のような気もしたかな。

 そんな中、岡田似蔵演じる新井浩文は役柄もあってかシリアスな演技を通していたな。

 もう一人、シリアス演技を通したのは、かつて銀時の同志であり、今は幕府転覆を企てる高杉晋助を演じた堂本剛。

 ラストはその高杉とその仲間が載る空飛ぶ船での戦い。

 銀時に投げられた時の高杉の脚の形が気になったな。


 宇宙人と人類が共存する世界で、己の大切なものを守るため戦う銀時の姿を、驚くほどのギャグとパロディで彩ったSFアクション・コメディ。

 面白くて、笑える作品だった。

/5

監督:福田雄一
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり
    ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛
於:新宿ピカデリー

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