CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-258「コ死 デスロワイアル」(韓国)

2022年11月22日 00時54分35秒 | 韓国映画
罪のない息子が死んだ
 私立の名門ウソン高校で、夏休みに学力1位から30位までの生徒を対象にした特別授業が行われる。成績優秀な30人の生徒と彼らの担任、そして新たに赴任してきた教師が、特別授業のために学校に居残るが、深夜0時を過ぎたとき、誰もいないはずの図書室から悲鳴が聞こえる。
 そして、時を同じくして教室の天井から全身を縛られた死体が落ちてきて。(「作品資料」より)


 学力トップ30の生徒たちが、夏休みに学校で特別授業の合宿に挑む中、次々と生徒たちが惨殺されるというスリラー。

 最近、プールで女生徒が自殺しており、30人の中には仲が良かった生徒もいる模様。

 その生徒の怨念ではないかと思わせるような感じで殺戮は始まっていくが、校内放送をしたり、バイクに乗ったりしているので、生徒たちも霊ではないと断定する。

 やがて、犠牲になっていく生徒たちの間にある共通点があることが判ってきて、一緒に学校に残っている先生も関係している様子を見せる。

 外から鍵がかけられ、校内から出られない状況の中、殺人鬼が生徒たちに迫る展開。

 果たして犯人は誰なのか、どんな理由で殺戮を行っているのか。

 殺戮のシーンは様々な方法で凄惨なものを見せてくれる。

 犠牲になっていく者たちの共通点が明らかになっていくのだが、誰が撮ったか判らない写真が提示されたりする。

 クライマックスになると犯人がハッキリするのだが、その犯人の行き着いた先、更に決着自体も今一つハッキリしない感じで終わってしまったかなという印象であった。

 まさか続編があるというわけでもないだろうが。

 原題を見ると「2」とあるので、本作自体が続編あるいは第2弾なのかなと調べてみたら、2008年製作の「コ死 血の中間考査」の第2弾のよう。

 本作も2010年製作ということで、劇場公開としては意外と前の作品だったんだな。

 事件の展開のわりに、ちょっとうやむやになってしまったストーリーだったな。

/5

監督:ユ・ソンドン
出演:キム・スロ、ファン・ジョンウム、チ・チャンウク、パク・ウンビン
於:シネ・リーブル池袋

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