CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-150「エンボク」(日本)

2020年09月08日 01時05分42秒 | 日本映画
夜間の女子高生ですよ
 ごく普通の女子高生・愛美だったが、夢のために秘かに援助交際をしてお金を貯めていた。
 一方、援助交際が原因の悲しい過去を持つ警察官の熊切は、国本、木口、大島という3人の元性犯罪者の出所後の面倒を見ていた。しかし3人は熊切に隠れて、援助交際をする女子高生たちを騙して食い物にする“援助交際撲滅運動”を繰り返していた。
 そしてある日、国本はSNSを通じて愛美と出会うのだったが。(「allcinema」より)


 コミック原作、遠藤憲一が怪演を見せていた「STOP THE BITCH CAMPAIGN 援助交際撲滅運動」等のシリーズ最新作。
 リブートになるのか。

 自分はごく普通の女子高生と言いながら、夢を叶えるため、援助交際を行い金を貯めている愛美。

 しかし、〝援助交際撲滅運動〟と称して女子高生たちを騙して食い物にする国本たちに捕まり、ネット上で名前を晒され、写真も載せられてしまう。

 復讐を決意する愛美は、国本たちを見つけ出すが、やがて更に恐ろしい相手と遭遇することになる。

 
 援助交際が原因で高校生の娘を亡くし、更に妻も後追い自殺をしてしまった警察官の熊切。

 家出した女子高生に対し、優しく接したり、仮釈放中の国本たちの面倒を見たりと、心優しい一面を見せる。

 しかし、国本たちとのやり取りを見ていると、どことなくヤバイことに手を出しているのではないかと感じさせられる。

 〝援助交際撲滅運動〟をしている国本たちのバックにいる男ではないかとも感じさせられるな。

 事の顛末がどうなるのかと気になるところではあるが、結局どうなったのかな。

 警官の熊切を演じたのは、「板尾創路の脱獄王」等の板尾創路。
 遠藤憲一とは、また反対の怪しい雰囲気を醸し出していたな。

 バイオレンス・シーンもあったが、これまでのシリーズからすると、ちょっと弱めだったかなという印象。

 愛美と国本とのクライマックスの絡みは、心情を表すようなシーンとなっていたかな。

 上映時間の短さもあってか、やや盛り上がりに欠ける作品だったかなという印象であった。

/5

監督:鈴木浩介
出演:秋乃ゆに、山本浩司、酒井健太郎、田中瑛祐
   野々宮ミカ、諏訪太朗、吉牟田眞奈、板尾創路
於:シネマート新宿

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