明治初期、辻堂村が片瀬江の島周辺の旅館等の屎尿汲取り権を取得しました。
搬送に鵠沼地区を横切るので話し合いの結果、海辺の官有地沿いに肥上げ道が作られました。
往時を考えながら、その肥上げ道を歩きました。
片瀬と鵠沼の境界に小田急江ノ島線が交差する地点からスタートしました。
すぐ近くの国道134号線に並行して西へ進みます。
肥上げ道が出来た頃の左手は、砂丘と海だったと思われますが、
現在は道の両側が住宅地になっています。
すぐ側を国道134号線が走っているので、自動車の通行は少なく、歩きやすい道です。
ここは肥上げ道が、江ノ電鵠沼駅から海へ向かう海岸通りと交差する地点です。
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