ほんっとに下らない・・・感想の余談です。。。
☆ ☆ ☆
・『ビガッ』は遠い伏線の回収のようでした・・・
「投げられんかったらなんの役にも立たん」と言うショウマの言葉に・・・
「投げ られなかったら なんの役にも立たない」「オレ 投げられなかったら みんな オレと」
と、ネガティブになる三橋。
そこでビガッと1巻の阿部のセリフが挿入されます。
「投手じゃなくても オレはお前がスキだよ!」
・・・いろんな意味で感慨深かったです。
第一に、ああ、このセリフを言ったときの阿部はこんな顔だったのかあっという点でです。
三橋が主人公ですが、阿部視点で描かれる描写も多いように感じます。
で、このあたりのエピソードは阿部目線で読んでました。
私のイメージとしてはもっと普通にもうちょこっと抑えた感じでこのセリフを言ってると思ってたのです。
そして次の「だってお前 がんばってんだもん!!」がに力が入ってたのかなあっと。
・・・でも、こんなに必死で真剣な顔で言ってたのだなあっと。
そうなんだ・・・
こんなふうに一生懸命言われたら、三橋も目覚めるよね・・・
しみじみと感動します。
すっごい遠い伏線が回収された、、、そんな気がするのです。。。
描いてくださったひぐち先生にありがとうございます(おじぎ)です。
第二に、私は個人的に三橋がこの言葉にこんなに重きを置いてるとは思ってなかったので、そこに驚きました。
三橋の次のセリフが「がんばってるって・・・思う?」だったので。
がんばってくれてることを認めてくれ、自分を理解してくれたことがうれしく・・・そこが三橋をすくいあげたのだと思っていました。そして、三橋は遠慮深いので「スキ」とかの言葉は軽くスルーだったのかなーっと。
でも、こうやって自分に自信がない時ふいに思い出せるくらい・・・
三橋にとっては大切な大切な心に残る言葉だったのですね・・・感動です
よかったね、阿部
いつも不遇だなあって思ってましたけど、尽くしてきたかいがありますね
第3に、以前合宿中に、同じように三橋が「オレが ダメだから・・・」とネガティブになった時がありましたが・・・その時脳裏に浮かんだメンバーが1人足りませんでしたけど・・・
私は、単にその人が捕手だから、数に入らなかったのだろうって解釈してました
(褒められても自信をもたせるためだから)
でも、今回のエピソードでピンときました
きっとその人は三橋にとって最後の砦のような存在で、大切すぎてすぐには頭に浮かんでこないのですね・・・
多分絶対違うと思いますが
・・・そう考えておくことにします
・ポジティブな推理
作中の描写的にも、着実に阿部と三橋は近づいてる気がするのですけど。
「その先は大学?一緒のとこ行けない・・・」
という三橋のセリフあたりで、妄想が・・・
普通に考えると、同じ大学いくことはないからって言う意味の他意のない軽いセリフなんでしょうけど。
コミュニケーションが割とうまくいきだした二人が、実は将来とかについてさらっと会話してるのだと妄想する考えると、ほのぼのします
たとえば、三橋は阿部が将来どうしたいか知っている
目標のシートを書いてるわけだし、その流れで「大学はできれば〇〇かな やっぱ長男だし 親には世話になってるから すぐにってわけではないけど、最終的には家を継がないといけないと思うし まあ、どこに行っても野球は続けるけど」などと言い、その横でタマネギ部隊のように口を開けて聞いてる三橋とか・・・
読者が知らないことを三橋は知っている
などと妄想すると想像するとわくわくします
そこまで仲良くなってたらうれしいな~
西浦のメンバーが卒業後どうなるのかなあっとか、つい考えてしまいます・・・
空しいですけど。
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あほですねー
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