カンボジアの旅も、とうとう最終章に来ました(というか、長いよ!)
3泊5日の旅で、駆け足でいろいろなものを見てきましたが、カンボジアで見たものを通して
日本を客観的に見るいい経験になりました。
これは私の中でのパラダイム変化。
「変だな~」と感じたのは、日曜日のホテルの部屋で、NHKの日曜討論会を見た時。
「あっ、日本語のテレビが映るんだ~」と何気なく見始めたけど、カンボジアのホテルで見る
日本のテレビの内容は、日曜の朝なのに異常な暗さ。
何だこの違和感は?
ここでは原発も年金も雇用も生活保護の問題も、何の意味も持ちません。
逆に日本はすごいなと改めて感じたのは、日本の経済成長。いくらカンボジアは戦争が長かった
とはいえ、戦後20年も経つのにいまだに電気、ガス、水道のない生活を続けているのを見ると、
日本の戦後の復興はやっぱり奇跡的なことだったんだと思いました。
やはり産業が育たないと国は発展しないんですね。自給自足では経済成長はしないと最近読んだ
本にも書いてあったけど、本当にそうなんだなと思いました。
もちろんアンコールワットは素晴らしい建造物だけど、11世紀12世紀のものだったら、日本にもたくさん
残っているはず。日本は木造建築で残っているものもあるから、それはすごいこと。見直さなきゃ。
今まで行った国の中では、一番貧しい国で、経済成長にはまだほど遠い国だけど、自分の中で
ちょっとした価値観の変化が起こりました。
行ってよかった、カンボジア、また行こうかな、カンボジアで しめたいと思います
ご清聴ありがとうございました