それではお待ちかねの真打登場、アンコール・ワットです。
アンコール・ワットは午前中に行くと逆光になるので、午後から行くのが定番。
お天気にも恵まれ快晴でした。
第1回廊を抜けると、アンコール・ワットの中心部が見えてきました。
アンコール・ワットはヒンドゥー教の宮殿です。王様はここで神になろうとしたらしいです。
ガイドの説明を聞いていると、シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神というような神様の
名前がいっぱい出てきて、ここで夜な夜な繰り広げていたであろう怪し~い宗教儀式の雰囲気が
伝わってきました。(妄想のしすぎ?)
この宮殿には壁面に美しい女性のデバターとよばれる女官がたくさん描かれています。
そのうち、これは歯を見せて笑うデバターで、珍しいので人気になっています。
出歯ター
そんな美しいデバターの近くには、戦争の生々しい跡が。実弾がそのまま残っています。
この話をする時のガイドのセンリさんはちょっと辛そうだった。戦争の話はタブーなので
深い話はできなかったけど。
そして、カンボジアと日本の関係を紐解く貴重な落書きも残っていました。
徳川第3代将軍家光の命を受けて、インドの祇園精舎に行くつもりが、アンコール・ワットが
祇園精舎と勘違いしてここにきてしまった人の落書きらしいです。確かに漢字らしきものが
確認できたけど、何が書いてあるのか分からず。墨で描いたであろう落書きが消えずに良く
残っていましたよね。
そしてアンコール・ワット見学が終わり、記念撮影。
カンボジア人のガイドは、なぜか写真を撮るときに、
「2個 2個 4個 (ニコニコ ヨンコ)!(^^)!」 と叫びます。
この掛け声って、日本のどっかで流行っているんでしょうか?それともオリジナル?
日本人を長くやっていますが、こんなフレーズ初めて聞きました。
戸惑いながらもこのポーズ。 ニコニコ ヨンコ !(^^)!