今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ラスベガス

2017-04-28 20:56:17 | アメリカ

大自然の中で、自然回帰、毒された心も体も自然のパワーでリフレッシュ! やっぱり大自然ってすごいよね〜、と思っていたのもつかの間、ラスベガスの街が車の向こうの方に見えてくると、はやる気持ちは抑えられません。

 

ラスベガス♪ ラスベガス♫ 

ネオンが見えてきた瞬間から、自然からネオンギラギラに切り替え終了!早っ!

善くも悪くも現代社会に生きる私は、やっぱり自然だけじゃ生きられないと悟るのでした。

2000年に来た時は飛行機だったので気がつかなかったのですが、グランドキャニオンから砂漠を抜け、岩山を抜けて2日かけてやってくると、この場所にこんな街があることの異様さが良くわかります。

2000年に来た時も見た、名物のベラッジオホテルの噴水ショーも健在。

 

お金にまみれた噴水ショーですが、やっぱり豪華。まさかこの旅で見ることができるとは。

文明社会のスピードに疲れた人が大自然に回帰して癒されるのが普通のパターンですが、今回はその逆を感じました。文明に戻ってきてホッとしている私?

田舎暮らしはまだまだ無理そうです。

 


ザイオン国立公園

2017-04-26 20:41:43 | アメリカ

ブライスキャニオンから3時間ぐらい車を走らせると、雪のない岩だらけの巨大な国立公園に到着しました。ザイオン国立公園です。

四方八方どこを見ても岩だらけ。撮った写真は岩の写真ばっかりになってしまいましたが、この荒々しい岩山の上に、なんと、なんとヤギの群れを発見!

一方方向に向かって整列している姿は、品格を感じました。かっこいー!

そして岩のトレッキング道を歩いていると、急に道が険しくなり、細い通路にさびれた手すりがたよりなげに設置されています。

ここが運命の分かれ道。

ここまで来て、あろうことか、ジェニーとレイチェルとジョセフが「怖そうだから行きたくない、帰る」と言い出しました。

うっそー、この先行かないの?この先に何があるか見たくないの?ここまで来たのに帰るってまじ?まじ?まじ?と焦っていたら、ドライバーのジェニーの旦那が「行こう!」って言ってくれました。

あー、助かった!中国人男性サイコー!

ジェニーの旦那は英語を話さないので、会話らしい会話は一切できないのですが、冒険心は私と一緒。なので、ここから先はジェニーの旦那と二人旅です。

15分ぐらい、岩をくぐりぬけ、崖を伝い歩き、こんなところを抜けるとそこは、

じゃーん、こんな景色が待っていました。中央の谷間に見えるのは道路です。この道路は両サイドの岩の中に続いていて、この岩の景色の向こうに抜けることができます。

これは見た方が絶対良かった!見ずに帰った3人は私から言わせると、残念の極みです。

あの洞穴を見て、先に行きたいと思うのか、帰りたいと思うのか、価値観って違うものですね〜。

私はこの先も、見たことのないことや、やったことのないことをずっと探し続け、追い求める人生がいいな。私は生きていることの素晴らしさを、そういう時に一番強く感じるタイプです。

旅は、その場に行くだけで、その醍醐味を感じさせてくれるお手軽アイテムだから旅に惹かれるのかな?

 達成感のポーズ!

 


ダイバーシティチーム

2017-04-23 00:51:17 | アメリカ

今回の旅のメンバーです。

このメンバーでアメリカ西部を旅行して、マイナス10度のブライスキャニオンで集合写真を撮ることになるなんて、数ヶ月前までは想像もしませんでした。

人生何が起きるか分からないですね。予期せぬことが起きるから人生は面白いんですけどね。

仕事上での接点しかなかったので、それぞれがどういう人なのか知らなかったのですが、今回の旅でいろいろ分かりました(笑)

仕事上ではいつもリーダーシップを取りたがるジョセフは、旅行になると全くリーダーシップを発揮しません。シンガポールという南国で生活しているから寒さに弱いのは知っているけど、どこに行っても「COLD, COLD」と念仏のように唱えていました。

年齢はほぼ私と一緒のシンガポール人のレイチェルは、2時間置きに、「I'M HUNGY, HUNGY」と言っていて、とにかく四六時中食べることを考えています。小柄で痩せているのにどうしてそんなにお腹がすくのか疑問。これには中国人からも、「レイチェルの胃袋は10代と一緒だ!」と言われていて、私も、「そうだ、そうだ」と同調しました(笑)

中国人のタミーは、自然に全く興味なし!アウトレットでのショッピングとなると、人が変わったように生き生きします。自然に興味がないので、VIEW POINT に行っても、めんどくさい時は車から降りてきません。分かりやすいけど、なんでこのツアーに参加したんだろう?

中国人のジェニーと旦那さんは結婚22年でも手をつないだり、肩を抱いて歩くぐらい仲がいい。車の中では、激しく言い争っているようにも聞こえるんだけど、喧嘩している訳ではないようです。中国語って強弱が激しいので、怒っているのか普通なのか聞き分けるのが難しいですよね。すわ、夫婦喧嘩?って思っていたら、車を降りたら手をつないで歩き始めるので、あれれって感じです。さっきはあんなに大声でつば飛ばして喚き立てていたのにね。本当に喧嘩する時はどうなっちゃうんだろう?怖い。

ということで、皆さんそれぞれ個性豊かで、人間ってやっぱり一人一人違うもんだな〜、なんてことを考えました。

こんなことを言っている私は、みんなからどう見られていたんだろうか?自分のことはなかなか自分では気づけないものです。

 

 


冬景色

2017-04-18 19:44:54 | アメリカ

翌日の朝、車窓はいきなり冬景色。

アメリカって、砂漠の隣では雪が降っているんですね。

車内で眠りこけていて、目を覚ましたらそこは雪だった。

日本でも雪景色はいろいろ見ていますが、日本のそれとは何かが違います。

この雪景色の先にある、すごいものを見に行きます。


ホースシューベンド

2017-04-15 21:51:48 | アメリカ

 

またまた砂漠の道を歩いて行くと、

 

ホースシューベンドと呼ばれる場所に着きました。

これもグランドキャニオンを作ったコロラド川が作った造形で、砂漠の中にこんな物があるなんて…、と驚きの場所です。ここではゆっくりサンセットを見ました。

この場所は、塀や柵も何もない断崖絶壁のギリギリの崖っぷちまで自由に行くことができますが、相当怖いです。足を滑らせたら最後、グランドキャニオンよりも怖いです。

ですが人間は極限のところで写真を撮りたくなるのか、ギリギリまで挑戦している人がたくさんいました。

私もギリギリまで行って、自分の足を撮ってみました。私のシューズ見えますか?

断崖絶壁でウェディングの写真を撮っている人にまたまた遭遇。

何もここまでやらなくても…、と思うのですが、こだわりにこだわって、いろんな角度で1時間ぐらい撮影していました。お疲れさまです。でもこうやって写真で見るときれいですね。お幸せに!


レイクパウエル

2017-04-11 23:30:08 | アメリカ

絵画のような1枚

色を変えて同じ景色を撮影しました

ここはユタ州とアリゾナ州に跨がる場所にあり、コロラド川の途中にある人工湖です。

雲が低く垂れ込み、水は止まっているかのように静かでした。

こんなところでリゾートしたい。この場所だったら、憧れの何にもしないリゾートができそう。


パンダエクスプレス

2017-04-06 21:03:53 | アメリカ

旅行中は忙しすぎて、ほとんど食事らしい食事をしていないのですが、フードコートに行く度に、シンガポール人のレイチェルの顔が、パッと嬉しそうになるのは、中華レストランのパンダエクスプレスの看板を見つけた時。他の店には目もくれずに、一目散にパンダに行きます。

「またパンダエクスプレス?昨日もパンダだったじゃん…」

と、アメリカに来たんだから、とりあえずアメリカらしい物が食べたい私とは正反対で、パンダがあれば絶対パンダ。

「今日はパンダじゃないのにしよう!」と違うものを探してフードコートを一巡するのですが、ハンバーガーもタコスもピザも食べたくないとなると、消去法でやっぱりパンダ。

私がパンダの載ったトレーを持ってレイチェルのテーブルに行くと、

「Yuko もパンダにしたの〜」 と嬉しそうに言うので、

「いや、他に食べたい物がないから、しょうがないしー」とささやかな抵抗していました。

このパンダ、何がいやかというと、まず見た目が良くない。フライドライスも焼きそばもチキンもベジーもトレーの上に乱雑にお玉のようなものでバンバンと山盛り状態で渡されます。

こんなに大量なフライドライス食べられないし、繊細な美意識の日本人には耐えられない〜。

日本に帰ってきて、「アメリカで何食べたの?」と聞かれる度に、パンダの話をしていたら、何とパンダのファンだという日本人が身近にいることを知りました。それも2人も。

「うっそ〜、パンダが好き?ほんとに?」

聞けば、オレンジチキンが絶品だと言います。そんなの食べたっけ?

美味しくないけどしょうがないと思って食べていたので、パンダの本当の美味しさを見逃してしまっていたのでは?

と、思っていたら、運命のいたずらか、川崎のラゾーナのフードコートにパンダが初上陸して大人気になっているというニュースを見ました。

パンダ、きた〜〜〜〜!

ということで、懐かしの川崎ラゾーナに行って、前の会社の友人とパンダに行ってきました。

  

日本のパンダは盛りつけが上品です。黒のトレーにもこだわりが感じられ、美味しそうに見えます。

さて、アメリカのパンダと比較してどうだったか?ですが、一回り小さいパンダって感じで、オレンジチキンとエビとブロッコリーの炒め物はおいしかったです。フライドライスは驚くことに、アメリカで食べたライスの方が美味しかった!

パンダがこの先どうなって行くのか、興味ありますね、見守りたいと思います。

そうそう、レイチェルに、「Good news があるよ、パンダが東京にもオープンしたよ」と教えてあげたら、「日本に行ったら、別のものが食べたい、パンダは no thank you」と言っていました。

なんだよ、あれほどパンダパンダって言っていたのにね。


アンテロープの中

2017-04-02 13:58:07 | アメリカ

アンテロープの入り口から中を覗くと…

 

いきなり岩の造形美のような洞窟に入り込みます。まさに異次元の世界!

えーーー、なん、なん、なんだこれ?

えっ、えっ、えっ、と動揺する間もなく、みんながいきなりスマホで写真を撮り始めます。

全体の景色を見るよりも、ほぼスマホから見える四角く切り取った画面を見ているようなツアー。

というのは、ツアーのガイドが、フォトスポットを教えてくれて、この角度からとか、色の調整まで教えてくれるので、みんな必死になっていい写真を撮ろうとして、写真の撮り合い合戦のようになるのです(苦笑)この場所は、マイクロソフトのスクリーンセーバーになった所だとか言われると、それこそ真剣、必死です。現代ならではの病気(?)私もすっかり病気にかかってきました。

ちなみにここには自然に刺さっている枝が残っています。流されてここにたどり着いた物らしいですが、まさに現代アートのような作品になっています。

そしてこの写真を撮ろうと必死になっているのが先の写真です(笑)

私のお気に入りの1枚はこれ。

ハート型になっているのが分かりますか?このハートは美しかったです。奇跡の造形。素直に感動しました。この色の暖かさといい、ハートの中が心臓のように動いているようにも見えますよね。

このような作品が素人でも簡単に撮れます!今だったら、iPhone7が一番優れているようです。なんと私はこの旅行の1ヶ月前にiPhone7 に変えたばかり。みんなから羨望の眼差しで羨ましがられました!

アンテロープはプロのカメラマン向けのツアーが別に用意されています。一般のツアーは1.5時間ぐらいなのに比べて、プロのツアーは4時間。この中で写真を撮りまくるようです。実際にマイクロソフトに売った写真は6 Million USDという高値がついたようです。すごい!

こんな美しい場所ですが、同時にかなり危険な場所でもあります。雨が降ると鉄砲水になって流れ込みます。その鉄砲水が繰り返し襲ってきたので、このような造形が作られたのですが、今でも雨が降ると水位は2メートル以上になったりするそうです。

よってこの場所へは個人で行くことはできなくて、必ずツアーに参加しなければ行けないことになっています。

次回は現代アートの数々をご紹介します。