ノーベル賞には今のところ縁もゆかりもございませんが、その時のために予行練習してきました(笑)
場所はノーベル賞受賞者が泊まる宿として有名な1874年創業のグランドホテルです。ここで2008年のノーベル賞晩餐会で出されたものと同じディナーを体験することができるということで、再度着物に着替えて行ってきました。
重厚なホテルの室内に入ると、これまた人生の年輪を重ねて熟成された初老のウェイターさんがウエルカムドリンクで迎えてくれました。
輝環会メンバーは、今日はお客となって、スェーデン流おもてなしを受けるためにスタンバッています。日本人淑女の品の良さをアピールしなきゃ。そして食事をする隣の部屋はこんな感じです。この品のいい豪華さに「ほ~っ」とため息。
まずはオードブル、舌平目のムニエルとスェーデン産シーフードとウイキョウ
オイスターブランとシーフードドレッシング
メイン スェーデン産仔牛のフィレ肉とカールヨアン茸
セロリクリーム、赤ワインと仔牛肉のジュレ
タミアンポテトテリーヌ添え
デザート 葉の形の洋ナシ『ペレ ヘレン2008』
生姜とバニラ煮の洋ナシとチョコレートモザイク
アーモンドケーキとダークチョコレートクリーム
バニラアイスクリームと洋ナシのマーマレード
赤白ワインにデザートワインまで出てきて、しっかり酔っぱらった上に、お腹一杯。もう食べれませ~ん。
写真で見て分かる通り、ノーベル賞ディナーと言っても、特に変わったものが出される訳ではないようです。お茶の先生方は本物に触れて、本物を知っている方々なので、お料理の評価についても手厳しい。大和なでしこのようでも、実は舌の奥底で厳しくチェックしているのです。よって世界一厳しい消費者である日本人は、ここでも妥協せず、評価の手を緩めることはないのでした。
すごいな~、日本人。ノーベル賞もたじたじ?
翌日はノルウェーのベルゲンに向けて出発です!