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NZ旅行記 クライストチャーチ空港編 Part3

2008-07-14 22:36:58 | ニュージーランド

もう1枚のカードはラゾーナ川崎で作ったカードだったのだが、ラゾーナ川崎の番号が入手できなかったため、VISAのフリーダイヤルに電話した。

「はい、こちらはVISAのお客様サービスです」 1回聞いただけで日本人が話す日本語じゃないことは明らかだった。いやな予感。

「実は、今朝オークランドの空港でお財布を失くし、…」とできるだけ分かりやすい日本語でゆっくりと事の一部始終を説明した。

「今お客様はオークランドに居るんですか?」
「いえ、そうじゃなくてクライストチャーチに居るんです」
「あー、オークランドじゃないんですか?それでお財布はどこで失くしたんですか?」
「だからオークランドの空港で失くして、そのまま飛行機に乗ってクライストチャーチまで来たんです」
「あーそうですか、それはいつ失くしたんですか?」
「だから今朝です」
「それはどこで失くしたんですか?」
「だからオークランドの空港のcafé で今朝失くしたんです!」

だんだんイライラしてきた。本当にこの人と話していて大丈夫なんだろうか?

すったもんだの末、ようやく「お客様の名前を教えてください」ということになり、名前、住所、生年月日を伝えたが、本当に伝わっているのか超不安。「少しお待ちください」と言ったきり、延々と待たされ、小野さんもイライラしている。あー、勘弁してくれ。


さんざん待たされた挙句に、
「それでは解約の書類を私が書いて出しておきますので、その後で解約されますから大丈夫です」

えぇー、本当に大丈夫なのぉ 泣きたくなってきた。

「解約されたかどうかはどうやって確認すればいいんですか?」
「お客様は確認しなくても大丈夫です。私が書類を出しておきますので」

だからそうじゃないんだって。もう何が大丈夫なのか分らなくなってきて、いい加減この人と話すのも疲れてきて半ばあきらめ状態。

「あの、この電話はどこと話しているんですか?というか私が話しているあなたはどこにいるんですか?」
ってこっちまで日本語が変になりながら、聞いてみた。一体あなたは誰?

「ここはシンガポールですよ」


体中の力が抜けた。クライストチャーチの空港のバーから私はシンガポールにいる変な日本語を話すおばちゃんとムキになって話していたんだ。もういいや。めんどくさい。大丈夫っていうんだから大丈夫なんだろう。考えるのやーめた!

電話をかけ終わったら、ホッとしたのと同時に急にお腹がすいてきた。小野さんがキッチンに行って温め直してくれたチキンサンドイッチを食べながら、この先のことを考えた。カードは解約したけどお金はどうしたらいいんだろう。。。。。

この時私は自分の悪運の強さにまだ気づいてない。

つづく



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