突然ですが、インドネシアに対抗して、日本の世界遺産です
伊豆の国市にある、『韮山反射炉』 明治日本の産業革命遺産です!
小田原で伊豆箱根鉄道に乗り換えて、伊豆長岡駅からレンタサイクルで10分ぐらい走ると、のどかな農村地帯に現れます。
近づいてみると、意外にこじんまりしていて、威圧感のあるものではなく、あれっ、小っちゃい、という印象です。
ここで何をしていたかというと、大砲を作るための鉄を溶かしていたようです。でも大量生産には程遠く、6砲作って
終わってしまったようですが、こんな誰も見たことのないものを作ってしまったことがすごいことのようです。
これを誰が作ったかというと、江川太郎左衛門英龍。江川家は徳川幕府から明治維新に至るまで、伊豆の代官として
この辺りを統治していた家で、一番功績を残したのが、36代英龍で、韮山反射炉と品川のお台場を作った人です。
品川のお台場って、フジテレビの社屋や観覧車を置くために作ったんじゃなくて(当然ですが…)、黒船が入ってくるのを
防ぐために作ったって知っていましたか???知らなかったのは私だけ?
その江川さんのお住まいだった代官屋敷はこちらです。なかなかの門構えで、ご立派です。さすが、お代官様。
江川邸に行ったら、ボランティアのガイドさんに説明してもらうことをお勧めします。滑舌のよさ、説明のテンポ、分かりやすさ、
素晴らしかったです。ガイドの説明の後に、拍手をすることってあまりないけど、拍手喝采でした。お見事!
そしてもう1カ所、蛭ヶ小島。ここは源頼朝と北条政子が出会った場所です。
伊豆半島の真ん中に小島って? と思いますよね。ここは海だったわけではなく、川だったようで、その中洲を
蛭ヶ小島と呼んでいたそうです。
ここで運命の出会いを果たし、波乱に満ちた愛憎劇の果てに夫婦になるわけです。(詳しくはNHK大河ドラマを見てください)
一応二人の間に入って、写真を撮ってみました。ご利益狙いです。
日本の世界遺産の中でも、ここは穴場です。自転車をJRで借りて回るのがいいと思います。お勧めです。
カッコいい生き方ですね。
この年まで挑戦し続ける生き方、見習わなきゃ
先輩、頼朝と政子の子供みたいです。