演題は
「普通」ってなに? なんでもええでぇだ! ありのままの自分で生きる
LGBT について 自身のFTM(体は女性 心は男性)をカミングアウトし その経験を実名で登壇した翔希さんの勇気ある生の声を聴きながら 性的マイノリティについて学びました。
何年か前 ある女子生徒から相談を受けたことがあります。
「俺(彼女はずっと自分のことをこう言ってました)自分の胸が嫌でしょうがない
手術して切り取りたいんだけど どう思う?」
まだ当時はLGBTについて そんなに啓発されていなかった時代です。
「早まらないでまずは その気持ち もやもやを病院へ行って ちゃんと診察受けてごらん」
と そうアドバイスすることしか出来ませんでした。
卒業してその後 彼女はどうなったのかな・・・・
思い通りの人生を歩んでいるのかな・・・
さて その講演の中で「SOGI(ソジ)」という言葉を初めて耳にしました。
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LGBT:特定の身体的性、性自認、性的指向を持つ人たちの総称
SOGI:SOGI(ソジ)は誰もが持っている、人の特性を指す言葉。性的少数者だけを指しているわけではない。
だそうです。
そして国連人権委員会などでは SOGIがよく使われているようです。
さて講演の最後 質疑応答コーナーで 真っ先に手を挙げた男性の質問に唖然・・・・
「翔希さんは手術を受けたそうですが それは どこをどうしたのか? 術代金はどのくらいかかったのか?」
この方 私と同じ人権擁護委員であるというのには なおさら唖然・・・・
情けなくなりました
ねえ あなた ホントに人権擁護する意識があるの?
さて そのあとは中学生人権作文コンテストの表彰式がありました
夏に審査作業に関わった地元大会の優秀者が招かれていました
上位2名の作文が朗読されました
中学生とはいえ とても感動的な作文でした
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