3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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弾丸旅行 第7弾 京都再び 1 念願の高山寺

2024-03-30 07:56:00 | 
20240330

また弾丸旅である。しかも行き先は1ヶ月前に行った場所である。

京都が楽しすぎる。
どハマりしてしまった。
本当に何度も行っている地だが、見れば見るほど、訪れれば訪れるほど、魅力はなお尽きない地である。

いつもの7時21分の新幹線。本当に毎回この時間だ。今日は駅弁売り場が混雑していたが、どれにしようかディスプレイを見ながら見ている人が多かった。

そんな中、商品ディスプレイには一瞥もくれず、真っ先に〝牛タン弁当下さい。〟
確固たる意志を持って牛タン弁当を購入する者。玄人である。

しかも新記録達成。品川までに弁当を食べ終えてしまった。追加のNewDaysで購入したねぎとろおにぎりもペロリと完食。

暫くうとうとしていたら京都着いた。
2時間って結構あっという間。

今回の京都弾丸の目的は一つだけ。これだけ達成すればあとは成り行きで構わない。それくらいに確固たる一つの目標があった。

それは…


高山寺を訪れる事。

知る人ぞ知る、なのか、有名だよ、なのかは分からない。

ただ、世界文化遺産の構成要素であり、何よりも鳥獣戯画で超有名である。

ただ、アクセスはかなり大変。京都駅からはひたすら1時間ほどバスに乗り続け、山に入っていく。イメージ的には東の外れの方といった感じか。決してアクセスが容易で人が押し寄せる場所ではないとは思う。

しかし、俺はあの鳥獣戯画に何故か惹かれるのである。可愛いだけでは表現できないなんとも言えないあの絵。ぜひ見てみたいとかねてより思っていた。勿論本物は見れないのは百も承知である。違うのだ、高山寺に行って複製でもあの鳥獣戯画をこの目で見たいのである。

しかし、このアクセス故になかなか行けず、今回になった。念願の高山寺である。心が躍る。

京都駅は人、人、人…
人でごった返していた。外国人観光客の数が爆発的に多く、新幹線を降りて外に出るのだけでも一苦労な状態である。

JRの栂尾行きのバスに乗る。乗り場は確認しておいた。ってか栂尾が読めなかったが、漢字の文字を記号としてバス停を探した。とがのお、と読む。ここから役1時間バス。

このバスは終点が栂尾という山の中なのだが、二条城→北野天満宮→金閣寺→竜安寺→仁和寺というフルコースを回るバスであった。想像と反してバスは満員状態。

しかし、仁和寺を過ぎると様相が一変する。

仁和寺を過ぎて山の中に入っていくくらいから乗客は減り始め、高雄という栂尾の2つ前のバス停の段階で乗客は5人程度、終点の栂尾で降りたのは俺らとあと2人だけであった。

着いた!


ここ京都?って思ってしまう景色である。

やば… 良過ぎでしょ。さっきまでの人でごった返していた京都はどこに。周りに人誰もいないのだが。

栂尾のバス停から高山寺はすぐ。と言うか山道がつながっている。


着いたぜ…高山寺…




雰囲気が最高にいい。古さと神秘と自然の融合というか、いるだけで体が落ち着いていく感じなんだな、マジで。

一緒に行った奥さんは今までの寺でここが一番だと言っていた。分かる。空気が違う。

その一役を買っているのが、シーンとした静寂感だ。

マジで人が少ない。常に静かなんだよね。この静寂が空気感を作っているのだと再認識。源光庵然り、この静かさが好きだ。

念願の鳥獣戯画。
これはレプリカなのだが、構わない。これをこの目で見たかったんだ。



パノラマで撮ってみた。

外も散策。



いつも見ている京都らしからぬ景色。

金堂。

日本最古の茶屋の碑。

苔が黄緑色で鮮やか。

めちゃくちゃいい空気感のお寺だった。
お土産をついつい買ってしまった。鳥獣戯画の御朱印帳も購入した。

バスの時間を調べながらこの辺りを調べてみると、神護寺というお寺と西明寺というお寺も山の中にあり、歩いて行ける事が判明。

当初は高山寺だけ見たらシティに帰ってきて、駅周辺の寺社を攻めようかと計画していたのだが、一気に計画変更。この二つを回ってみよう!と思うほどにこの栂尾山の雰囲気は最高であった。

そして結果として京都に戻らずに栂尾山周辺を見て回ったのは大成功であった。

続く。



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