東京のコロナ患者入院できず死亡 80代男性、翌朝
2022/08/02 22:17 (共同通信)
東京都は2日、新型コロナウイルスに感染した都内の80代男性が、入院先が決まらず感染判明の翌朝に自宅で死亡したと明らかにした。都は、入院調整の負荷が非常に高まっているとして「必要な人が医療を受けられるよう取り組む」としている。
都によると、男性はがんを患い自宅で療養していた。7月28日に発熱し、往診した医師の検査で夜に陽性が判明。医師は中等症と診断し、救急搬送を要請した。都が入院先を調整したが、受け入れ先が見つからず、自宅療養に切り替えた。男性は翌29日早朝に死亡。死因は新型コロナ感染だった。
今年7月以降、都内で自宅療養中の死者は、みとりも含めて4例目。
文科省汚職、元局長が控訴
2022/08/02 20:36 時事通信社
文部科学省汚職事件で受託収賄罪に問われ、東京地裁で有罪判決を受けた同省の元科学技術・学術政策局長、佐野太被告(63)が2日、東京高裁に控訴した。事件では4人が有罪判決を受けており、贈賄罪に問われた東京医科大前理事長の臼井正彦被告(81)ら3人も控訴している。控訴期限は3日午前までだった。
判決によると、佐野被告は2017年5月の会食で臼井被告から同省の私大支援事業に東京医大が選定されるよう助言、指導を頼まれ、謝礼として18年2月の同大入試で次男が加点を受けて不正に合格させてもらった。
佐野被告は弁護人を通じ「冤罪(えんざい)は許されない」とした上で、「判決は状況証拠から偏った先入観をもって推認し、一般常識とかけ離れた検察官の主張をそのまま認めた。断固とした姿勢で闘う」とコメントした。
ガソリンスタンドで脳ドック 神奈川でドライバーの受診促進
2022/08/03 09:25
車内の様子=相模原市中央区で2022年8月2日午前11時39分、宮島麻実撮影
(毎日新聞)
石油元売り大手の「出光興産」(東京都千代田区)など3社は、神奈川県内2カ所のガソリンスタンドで車両に搭載されたMRIによる脳検診を実施する。トラックも給油できる大型のガソリンスタンドでの脳検診の実施は国内初という。
検査は希望者全員が受けられるが、とりわけ他の業種と比較して脳に疾患を持ちやすい傾向があるとされるトラックの運転手の受診を促進する狙いがある。
出光興産と、脳ドックサービスを展開する医療ITベンチャー「スマートスキャン」(東京都中央区)は、脳ドック設備のない地域でも短時間で、従来の半額程度で脳ドックを受診できる取り組みを進めており、今回もその一環。東日本地域に約240カ所のガソリンスタンドを運営する「東日本宇佐美」(同文京区)も参画する。
受診できる場所と期間は、129号相模原店(相模原市中央区)が14日までで、東扇島店(川崎市川崎区)が17日〜31日まで。費用は2万2000円。出光興産の竹田正俊デジタル・ICT推進部長は「地域とドライバーの両方に価値を届けられるいいモデルだ」と話している。予約はスマート脳ドック公式サイト(https://smartdock.jp/)。【宮島麻実】
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