ブログ やさしい雨が降る

花に寄せて二件

 昨日の話です。
仕事の合間にウォーキングの途中で素敵な親子とそのおばあちゃんらしき親子3代に会いました。2歳ぐらいの子が空き地にいっぱい咲いた芥子の花を見つけて声を上げて走り出しました。母親は後ろから「見るだけよ。」と声をかけています。
子どもは触りたい思いの方が勝ったようで両手捕まえようとした瞬間母親が体で制して「駄目よ。お花がイタイイタイするでしょう。」と言いました。素敵なお母さんだなあ、と思いました。



 もう一つは呆れと同時に腹が立つ話です。
ウォーキングから帰って、夕方の訪問介護に出かけました。私の顔を見るなり「聞いて頂戴よ。もう、ほんとにがっかりしてしまって。」と話し始めました。そこは団地です。

 話が前後しますが先週伺った時に、バラのつぼみを見せていただいておりました。「しっかり肥料も入れたのにつぼみが一つだけなのよ。お隣は何にもしないそうだけど沢山つぼみをつけているのよ。うちのは肥料が全部葉っぱに行ってしまったみたいで。」という話を伺っておりました。

 話を戻します。「今朝、その一つが咲いたのよ。それは見事だったわよ。あなたにも見せようと思っていたの。お昼前まであったのよ。食事が済んで部屋を出たら前にバラの葉っぱが一枚落ちていたの。あら、どうしたんだろう、と思ったのよ。そして見たらないのよ。お隣のバラは全部あるのに。」とほんとにがっかりした様子で話されました。

 ガッカリノ原因はそこは通りがかりにパッと取れる場所ではなく、ましてバラの木は鋏で意図的に切らなければ駄目です。
こんな風に盗んで行ったバラを飾って心は痛まないのだろうか。花を愛でる心もない人が花を飾ってどうするんだ、一緒に腹を立ててワーワー言い合いました。
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