おっさんのあれやそれ

日々の戯言を自己勝手流の詩、歌詞、漫画などにのせましておおくりしますは

おっさんのあれやそれ、、、ぞうぞ~

⁂ 神話作っとこ

2018年08月20日 | Weblog
 日々暗いニュースばかりだが、久々に素晴らしい明るいニュースだった。

* おっさんの作る神話 「身近に神様はおった」

 暑い暑い日のことじゃった、爺ちゃんは里帰りした娘と孫二人を連れて近くの海に遊びに行くことにした。孫二人を連れて娘より一足早く海に出かけたのじゃが、下の二歳の孫がお母さんがまだ来ないと言ってグズリ家に戻り出した、爺ちゃんは心配しながらも小さな足で力強く歩く孫の後ろ姿を見えなくなるまで見送った、しばらくして娘が来たが孫を連れていない、家に戻り探したが見つからず警察に通報、消防団、近所の人も探すも三日間も見つからない、現場は暗い雰囲気が漂っていた。そこへボランティアの78歳の爺さんが現れ「私が見つけて抱っこしてお母さんの手に必ずお渡しします」と約束したそうじゃ、そして山の方に登っていった「〇〇ちゃん、〇〇ちゃん」大きな声で呼びかけた、しばらくして「おじちゃん、ぼく、ここ」小さな命が助かった、頭の中が真っ白になったそうだ。二歳の子は苔の付いた石に腰掛けて足は裸足で水に浸けておった。爺さんは、約束通り〇〇ちゃんを抱っこしてお母さんの手に渡した、その時!赤や黄色の光が走り、ボランティアの爺さんは神様になったそうな。
 めでたしめでたし。

 その後、村では腰掛けていた石は「神様を呼ぶ石」裸足で水に浸けておった水は「命の水」として、お盆には赤い手ぬぐいで石に鉢巻をして祀ったそうだ。 尚この話で「神様を呼ぶ石」に触り「命の水」を飲むと神様が現れて願いを聞いて叶えてくれると言われている。過疎になりそうだった村は観光地になって繫盛して村人も増えたそうだ、と、おっさんが神話作っとこ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする