2020/6/10(水) 晴
天候は晴れ、最高気温32°と今日も真夏日になった。暑熱純化のためと自分を叱咤して、16時過ぎから2時間程度のポタリングに出る。
熊本市指定天然記念物の「釜尾天神のイチイガシ」(写真1参照)を見る。
全体写真を撮るが、かなり大きくカメラフレームいっぱいになった。
木の周りは小公園になっている(写真2参照)幹周りは約六mと云う。説明板には、現在釜尾古墳の横にある菅原神社の旧所在地であったと伝わっており、その名残で、この木は天神木とも呼ばれているとある。
天神のイチイガシのある丘から、西浦川沿いに上流(西方向)に辿り、瑞巌寺公園(写真4参照)に到着する。
公園案内板の説明書(写真5参照)では、瑞巌寺が熊本市指定文化財と云う。
「「肥後国誌」の「飽田郡五町手永、五町村」によると、熊本府の本覚寺(五福小学校構内)の光朝法印が創建し延宝元年(1673)ここで死去した。その後廃跡となっていたのを正徳元年(1711)広朝法印が再興したという。なお、光朝法印の墓に中興開山とあり、それ以前にも寺院が存在した様であるがよくわかっていない。・・・」とある。
境内石段下に熊本市の石碑(写真6参照)がある。
石段を上がると地蔵堂(写真7参照)がある。
正面右側に説明板(写真8参照)がある。
瑞巌寺は、天台宗比叡山正覚院の末寺とある。
更に右側石段を上がると摩崖(写真9参照)がある
説明板(写真10参照)によると、阿蘇大明神が陰刻されているとある。
崖に沿って左に行くと、シダに覆われた洞窟(写真11参照)がある。
熊本水遺産「瑞巌寺跡」の説明板(写真12参照)から推測して、この洞窟から清水が湧出しているようである。
更に左に辿ると「端座洞」(写真13参照)がある。
説明板(写真14参照)では、端座は礼儀正しく座る座禅という意味とある。
当時の僧などがこの洞で座禅を組み修行したものと思われるとある。
更にその左奥に、墓石が並ぶ場所(写真15参照)がある。
公園案内図にある所の牛島家墓碑群、光朝墓碑群、そして西南戦争薩軍兵士墓と思う。
この後は、寂心さんの大楠(写真15参照)まで足を延ばし帰宅する。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)19km→寂心さんの大楠→熊本(自宅)
所要時間2時間(実1.5時間) 総計19km 走行累計34,200km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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