2020/2/21(金) 晴
今日も天候は晴れ、最高気温予想は15°超えの気温に誘われてポタリングに出る。
目的地は、熊本市北区植木町鞍掛阿弥陀堂の板碑(熊本市指定文化財)とする。
午前10時半を過ぎ、気温も十分上がった頃を見計らって自宅を出発する。
約1時間で鞍掛集落に到着する。
集落中央辺りに阿弥陀如来堂と虚空蔵菩薩像(写真1参照)がある。
この場所に板碑は見当たらない。
後ろを振り向いたら、古墳らしい塚(写真2参照)がある。
ここは交差点になっている。古墳築造時の工事用道路が拡幅され現在も使われいるものと推測した。
居合わせた住人の人に板碑の場所を聞き、イメージした場所を探すが見当たらない。
一旦、豊田川上流の田圃が見える位置まで下り、溜池があったのでこの池の上あたりではないかと見当をつけ、探すと菅原神社境内(写真3参照)に出た。
社殿左横に摂社(写真4参照)がある。神名は分からないがこちらが本来の祭神かもしれないと、一礼して境内を出る。
更に池を廻るように道を辿ると、畑の向こうに白い説明板が見えた。
そして、その先にこの案内板(写真5参照)があった。
畑の畔を辿ると、台地の縁の位置に板碑(写真6参照)はあった。
それは、古墳とも見える塚の上にある。
この林の下方向が池か?
「碑は高さ93cm、最大幅83cm、最大厚12cm」(写真7参照)とある。
近くで撮って(写真8参照)みたが、阿弥陀像の線刻は分からなかった。
説明板(写真9参照)がある。
この板碑には、加平の私年号の陰刻があるという。
公年号を用いなかった理由が知りたいものである。
帰宅して地図で位置を確認すると、楕円形をした道(環濠の跡か?)の中央辺りにある。
少なくとも弥生時代からの古い集落ではないかと推察する。
この後所用のため昼食を取るため移動する。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)20km→鞍掛板碑14km→熊本(自宅)
所要時間5時間(実3時間) 総計34km 走行累計31,470km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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