見出し画像

熊本から気ままに山と自転車のブログ

赤星六地蔵・赤星井手・村田六地蔵

赤星六地蔵・赤星井手・村田六地蔵
2022/2/14(月) 晴

今日の最高気温予想16°と晴天でかなり暖かので、午後からではあるが12時半からポタリングに出る。
明日は新型コロナワクチン接種の予定で、副反応を考慮して自転車を封印し2・3日安静にするつもりでいる。
目的地は、ブログ「くまもと自転車紀行」の「のぶ」さんに教えて頂いた菊池市赤星と村田の六地蔵、赤星井手探訪とする。

往路は、好天で山は見えるし太陽を背にして走れば最短路で行けるはずと、先日間違えた道の確認と復習のため花房台地を走る。花房台を菊池川縁へ下ると出田に出た。後は県道139を東に走り、赤星集落に着く。赤星は古墳探訪で一度来ている。
赤星六地蔵(写真1・2参照)は、集落中央部に鎮座する。


龕部(写真3参照)は、風化・破損もなくきれいな状態にある。


石幢(写真4参照)には、奉再建と文化七年六月の刻字が残る。


六地蔵を後にして、赤星井手(写真5参照)に移動する。


石の水門や分岐(写真6参照)がある。


説明板(写真7参照)には、「くまもと歴町50選
赤星井手は、加藤清正により築造されたと伝えられる生活潅漑用水で、集落内を緩やかに流れており、典型的な日本の農村といえる街並みです。井手沿いには、この地を治めた赤星有隆屋敷跡や正林寺楼門、石の水門や分岐など、水路と共存する懐かしい景観が楽しめます。」とある。


もう一枚の説明板(写真8参照)には、「戸崎村大字今に堰を設けて井手口に導き入る。天正の末期から慶長年間において加藤清正公の代に開削した生活・灌漑用水路。集落のなかを緩やかに流れる風情を楽しむことができる。潅水区域は赤星・出田の二大字である。」とある。


赤星集落を後にして、村田集落の六地蔵(写真9参照)に移動する。


村田六地蔵(写真10・11参照)は、集落中央の観音堂境内に鎮座する。
石幢に、文明八年の刻字が残る。龕部の仏像は、特にお顔が傷んでいる。


説明板(写真12参照)には、「以前は村はずれに有ったが、ほ場整備のため、観音様境内に移された。
建立は「文明八年(1476年)」とあり、530年以上前でかなり古い、石幢は端麗であり名工の作と思われる。
地元では足先がひらいているため「開き地蔵尊」と呼ばれている。」とある。
現在時刻15時、正観寺にまで足を延ばすことも頭を過ったが、予定通り帰途に就く。


17時帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)29km→赤星六地蔵28km →熊本(自宅)
所要時間4.5時間(実4時間) 総計55km 走行累計45,843km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「肥後国近世史跡文化財探訪記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事