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欧州気まま旅+トキドキ国内旅行 The Travel of Europe

はるばる遠くに来たもんだ。でも忘れなかったリュテス円形劇場

フイリップ・オーギュストの城壁からカルディナル・ルモワーヌ通りを左折します、メトロカルディナル・ルモワーヌ駅まで行き、左折します。ここの角はかなり鋭角になっています。

モンジュ通りを直進しますがこの辺りは下町的雰囲気で小さなお店やレストランが並んでいます。次回時間があれば取材してきます。

しばらく歩いてモンジュホテルが切れたところでナヴァール通りに入ります、ちょっとわかりにくいかな。道なりに歩いて行くと横断歩道がありそこがリュテス円形劇場の入り口になってます。

 

ナヴァール通りからリュテス円形劇場に付帯されている公園に入ったところ。

 

リュテス円形劇場は古代ローマ時代、ガリア地方に進出していったローマ軍が作った円形の闘技場の遺跡です。この建築物が作られたのは、2世紀頃でローマ以外に建てられた闘技場としては大きなものだそうです。

リュテス円形劇場の全景

画像は、円形劇場のほぼ全景です。この角度で全部を入れるには広角レンズが必要ですね。

ローマ時代、この劇場がどんなものであったかは今ではわかりませんが、観客収容人数は1万8千人であったと推計されるようです。この中には動物を入れておく檻を設置した跡もあったそうで、剣闘士たちは人同士だけではなく動物とも戦ったのかもしれません。

この頃ローマはパリの周辺をガリアと呼んでいました。シーザーの「ガリア戦記」で有名ですね。

それにしてもローマ帝国はものすごい力を持っていましたね、何しろローマからはるばるこの地まで遠征してきてこの闘技場を建てています。

ローマ政府は民生を安定させるために食料に十分な麦を支給し、民が暴動を起こさないように娯楽としての剣闘や劇などを頻繁の開催したということです。

この周辺にはローマ人がそれほどの数いたわけはないので、従来から住んでいたガリア人のためにもこのような建物が建築されたのでしょう。

 

現在は市民のための競技場として使われています。

 

2022年10月の紅葉の様子

 

今は公園も併設されており、市民の憩いの場所になっています。その時の紅葉の様子も1枚とってきました。

2022年10月訪問

撮影 i-phpne13pro

 

 

 


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