第三舞台「深呼吸する惑星」（ライブビューイング）

10年ぶり、しかも解散公演ということで、
東京も神奈川もチケットが取れず。

しかたなく大千秋楽・福岡公演の生中継を
東京・渋谷の映画館で見てきました。

舞台を、生とはいえ中継で見るのってどうなの？
って思ってましたが、
第三舞台を見れるのは最後ですし、
チケット代は安いですし（映画よりは高い）、
複数のカメラで撮っているので、劇場の後方の席で見るより
役者の表情は分かりましたし、映画館ですら満席だったので、
見に行ってよかったです。

第三舞台を見たのは十数年前に数回、
しかもタイトルは覚えてないので、
「第三舞台とは」みたいに語れるものはありません。
さらに、10年前の封印公演はチケットを持っていたのですが、
人生の中で一番と言い切れるほど体調が悪かった日で、
泣く泣くキャンセルした苦い思い出があります。

ですが今回の舞台は面白かったです。

ブログだとか別の惑星だとか幻覚だとかを利用して
うまく（強引に？）設定を変えていきます。

随所で原発事故後の放射能汚染に怯える
現在の日本をほうふつとさせるシーンがあります。

役者はそれぞれ個性的で、10年振りとは思えない、
といっても千秋楽まで何度も演じているわけですが、
息の合った演技を見せています。

他の舞台では見れない、長野里美の気ぐるみも見れました。

ラストはそんなにくどくなくて、
本当に解散してしまうのか不思議な感じ。

ただ、劇場では、カーテンコールが
しばらく鳴り止まなかったらしいです。